内容説明
長野県・信濃国の旧郡「更級/更科」歴史考
古く奈良時代にその名を発し、月の名所として芭蕉・一茶などに盛んに詠まれた歌枕の地。歌以外では、木曾義仲や上杉謙信ら強者が爪痕を残した。なぜ、これほどまでにこの地が人々を惹きつけたのか。近年の市町村合併による消滅を惜しむ著者が、その歴史を丹念に繙く――。
「藪野ブルー」で知られる洋画家・藪野健氏の描き下ろしを掲載
目次
第一章 更級と万葉文学
第二章 姨捨山伝説と名月
第三章 『更級日記』と月
第四章 義仲、平家打倒に起つ
第五章 戦国から江戸の千曲川流域
第六章 芭蕉と更級
第七章 芭蕉、一茶、北斎の経済
第八章 更級郡、庶民の生活環境



