現場から社会を動かす政策入門――どのように政策はつくられるのか、どうすれば変わるのか

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現場から社会を動かす政策入門――どのように政策はつくられるのか、どうすれば変わるのか

  • 著者名:西川貴清【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 英治出版(2024/10発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 720pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862763341

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内容説明

政策をもっと身近に。よりよい仕組みをともに。

日常生活やビジネスでぶつかる課題を「みんなの声」として届けるには?
近くて遠い政策のオモテとウラを、元官僚の「政策翻訳家」が分かりやすく解説。
ニュースの読み解きから政策提案まで対応する必携の一冊。


[目次]
はじめに
序章 政策と向き合うときの二つの心構え
第1章 「みんなの声」は届いているか
第2章 商品との比較から考える政策の本質
第3章 意外と知らない七つの政策ツール
第4章 政策が大きく動くとき
第5章 官僚の得意分野とは
第6章 政治家の三つの立場
第7章 省庁のスタンスの違い
第8章 実は明確に決まっている政策スケジュール
第9章 世論やメディアが持つ大きな力
第10章 鍵となる地方自治体での政策実現
第11章 政策提案の勘所――四つのケーススタディ
付録 もっと学びたい人のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

悠木

4
バランスの良い内容で読みやすい良書。国の政策がどのようなプロセスで決まっているのか、そこにどうアプローチをすることが有効なのかが端的にまとめられている。著者のバックグラウンドから厚生労働行政の話が多かったが、他の行政分野もだいたい共通しているのか、行政分野ごとの特色がどの程度あるのかは気になった。お薦めできる。2024/10/21

tacacuro

3
競争が激化する市場で生き残るためには、市場に関する政府の政策を所与として企業行動を最適化するのではなく、目指す企業行動に合わせて政策の方を最適化していく必要がある。では政策はどうすれば変えられるのか?これまでそういう演目で組織・スケジュールやアクセスのノウハウ等を講演してきたが、本書の内容は丸かぶり、いや、普段言及しない内容も含んでいる。スナックで自分の持ち歌がとても上手く歌われてるのを聞かされた気分。ただ、「あくまで政策案を作成するのは官僚」で政府外与党政治家の関与は例外的という趣旨の記述には異論あり。2025/01/03

じゅんぺい

2
自分が国家公務員になったつもりで入り込めた。政府独特の呼称が少しややこしいが、政策立案そのもののエッセンスは民間であれ一緒。やりたいことを実現するためには、組織力学を理解し、協力者を仰ぎながら、適切なステップを踏むこと。ただ、与党、野党、国民と様々な意見に触れることを理解し、執行を意識した計画作りというのは独特であり、民間とは違った苦労があるんだろう。2024/11/10

m

0
元官僚が書く政策決定に影響を与えるポイントを示した本。本書は国(自治体)の政策決定の流れを説明しつつ、そこに民間企業・団体が働きかけるときのポイント、タイミングを示している。まず官僚が政策を打ち出すためには説得力が必要であり、民間団体・企業がアプローチするためには、社会情勢、政治家そして国のスケジュールを見定める必要がある。著者の経歴的に官僚目線で書かれており、民間団体・企業だけでなく公務員が読んでもおおまかな流れが分かり、ためになると思う。2025/04/28

Hiroyuki Asano

0
政策とは、政府が持ついくつかのツールを使って、人の行動変容を促し、社会課題を解決するものです。その主なツールは大きく以下の七つに分けられます。①規制(法律・政令・省令)、②予算、③税制、④執行、⑤情報提供、⑥PR、⑦表彰・認証2025/04/18

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