エヌビディア 半導体の覇者が作り出す2040年の世界

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エヌビディア 半導体の覇者が作り出す2040年の世界

  • 著者名:津田建二
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • PHP研究所(2024/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569857831

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内容説明

半導体業界で独走するエヌビディアは時価総額3兆ドルを記録。今後、私たちにどのような影響を与えるのか、世界中に広がる技術を解説。 ●いきなり世界トップの企業になったのはなぜ? エヌビディアの強みは、ハード(GPU)だけではない。ソフト(CUDA)、加えてシステム化するために必要な技術を盛り込んだソリューション全てを提供するプラットフォーマー。 ●日本の半導体産業が凋落した意外な理由 これまで、メディアでは「日米貿易摩擦によって米国に潰された」「政府がバックアップしなかった」と報じられてきたが、半導体にかかわる人たちは、まったく違う見方をしていた。 ●これから、AI社会の未来はどうなる? あらゆる技術が開発され、現在エヌビディアは世界各国の政府や民間企業1137社と提携して事業を展開中。どのようなことに使われ、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか。 ●時価総額世界一の“化け物”は、何を考えているのか CEOのジェンスン・ファン氏は、10年単位でものを考える人物。少数精鋭の“熱狂するエンジニア”集団の活躍が、私たちの未来を変えていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

54
創業来の歴史から企業体質に現況と将来展望を概観。残業を含め働き方は社員の裁量に任せ、社長も社員と同じフロアで常にコミュニケーションを取るスタイルの水平組織で唯一の上司はプロジェクト。販売先や仕入先ともフランク対応。持ち前の柔軟な開発力と千を越える多様な分野の企業体等との提携も絡め将来の業界リーダーシップ確保を狙う。オムニバースを核融合施設のシミュレーションにも活用。牙城を脅かす存在の例としてスタートアップのセレブラスの巨大チップ、性能はエヌビディア製に軍配だが消費電力を勘案すると微妙な側面も。→ 2025/04/01

33 kouch

30
プロジェクトが上司というフラットな組織。現在のDAOにも通ずるものがある。何があっても個人でなくてプロジェクトの責任。非常に合理的でここに踏み込めない日本企業の体質に危機も感じる。SМCから言わせれば日本人は働かない。裁量がなく、やらされ仕事のスタンスに問題があるという。やりがいがある会社だと、"残業を気にしなくていい会社"であるということは、マイナスでなく、むしろポジティブな社風になるというのが画期的。エヌビディアのビジネスモデル云々の前に、イノベーションが生まれやすい環境であることに感銘を受けた。2025/04/01

チャー

23
AI半導体で躍進する企業と関連する半導体業界について解説した本。昨今の大きな流れもあり、広く成長している分野であることから興味深く読んだ。NVIDIAの紹介のみならず、半導体技術の進化や製造装置及び材料メーカー、日本と諸外国の半導体の歴史などについても触れられており全体的な流れも知ることができわかりやすい。同社の強みが純粋に高性能チップを開発するのみではなく、ソフトウェアも含めたソリューションの提供であるという点は印象的。最近のAIは学習データをDLしエッジで推論させるという方向になっているようだ。2025/01/12

takehiro

15
エヌビディアを中心に今の半導体業界を俯瞰したような内容。エヌビディアはもともと画像処理用のGPUを設計していたけど、このGPUをAI用に転用したことで売上が急増したようです。2025/02/16

とも

12
AIの世となり時代の寵児となったnVidiaをざっと紹介した本。手作りpcの頃お世話になったグラボの会社がこんなになるとは。 内容はビジネス層向けで理解しやすい。専門的なことにはあまり突っ込まない。手っ取り早くこの会社の概要を知りたい人向け。2024/11/01

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