中公文庫 三島由紀夫

著者名：橋川文三【著】

中央公論新社（2024/09発売）

• ISBN：9784122075627

内容説明

激動の昭和を生きた三島由紀夫。その戦中戦後の精神史を描いた「夭折者の禁欲」「三島由紀夫伝」をはじめ、「文化防衛論」批判、さらに三島事件まで、『日本浪曼派批判序説』の著者による三島全論考。松岡英夫、野口武彦との対談を収録。『三島由紀夫論集成』改題。
〈解説〉佐伯裕子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よいおいこらしょ]

文壇から見た三島由紀夫といった感想。インタビューが一番面白かったな。思想的な指摘は良かったが、文章が固く、当時の批評家が並ぶので知識も求められる。なので、対話形式で進む三島文学の討論が、もっとも三島を見極めていたように感じた。

2024/09/23

[数之助]

歴史的記録文書。

2025/01/18