講談社文庫 死者の威嚇

著者名：小杉健治【著】

講談社（2024/09発売）

• ISBN：9784061844773

内容説明

愛と哀しみの人間ドラマ。社会派推理長編。関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件が六十数年を経て、突然浮上した！　過去と現在が交錯する二重、三重の深い謎と、若い女性の恋愛心理を描く長編ミステリー傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[perakichi]

小杉さんの描く「砂の器」って気がします。そこには、残念ながらも我が国民がもっている、優性意識または選民思想または誰もがみんなもっている、排他主義があるのではないでしょうか？ある程度のプライドや自意識は必要ですけど、他の人、いえ、他の生命を踏みじってはいけないはずです。「おおらかに生きよう」を目標にさせてもらった、小心者の感想でしたっ。

2022/01/13

[kanamori]

☆☆★

2012/10/13