宝島社文庫<br> ヘンチマン 本陣村の呪い

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宝島社文庫
ヘンチマン 本陣村の呪い

  • 著者名:柏木伸介【著】
  • 価格 ¥819(本体¥745)
  • 宝島社(2024/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299060648

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内容説明

事件の背後には血塗られた伝承が――
一族に死をもたらすのは呪いか、殺人か?


累計16万部突破「クルス機関」シリーズ著者最新作!
ベテラン県会議員として絶大な権力を振るう芳賀珠美の手下“ヘンチマン”として、下請け調査を行っている若月朔太郎。芳賀からの依頼を受け、彼は失踪したシングルマザーの行方を追い始める。そんな矢先、正岡子規の句になぞらえたかのような殺人事件が発生。松山市で権力を持つ冨里一族が狙われているようだ。その一族には、とある秘密があり――。朔太郎の人捜しは思いもよらぬ方向へ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

65
因習ミステリかと思ったら少し違ってハードボイルドなイメージの探偵モノ。事務所を持たず車で寝泊まりする愛媛のリュウ・アーチャーが不可解な事件に奔走。叔父の家業と借金を背負ってしまった探偵・若槻朔太郎の元へ失踪したシングルマザーの行方を探す依頼が入る。手がかりを追って辿り着いたのは資産家で元庄屋の冨里家。2週間前に長男が何者かに惨殺されたばかりの訳ありの一族と失踪した女性の繋がりは?調べるほどに浮上してくる血塗られた伝承。そしてまたもや発生する残忍な殺人事件。サクサクと読みやすく意外性のあるラストも楽しめた。2024/10/15

キナコ

20
タイトルと帯にひかれて購入したが、思ってたのとはちょっと違ったかな。民俗学ホラーかと思ったが、あんまり因習は関係なさそう。各文章のあいだに時間が書かれていたが、別に伏線でもなさそうだった。ミステリーというよりもヒューマンドラマに近いかな。2024/12/10

みいやん

7
初読み作家さん。話の内容より伊予ミニ旅行の感が… 2024/12/29

栗山いなり

7
地方のとある一族を狙った殺人事件の謎を追うサスペンス小説。何というか…この作者の健康状態というか精神状態が心配になるような作品だった。クルス機関シリーズでも見られたアウトローな世界観は健在だったけどどこかパワーダウンしてる気がするし、これ意味あったの?って描写もちょくちょくあったな2024/11/10

ドットジェピー

5
面白かったです2024/10/04

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