内容説明
女性として米国史上2人目の連邦最高裁判事に任命されたルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBGの評伝。上品で物静かに見えるこの小さな老婦人は、生涯にわたって女性排除や賃金格差などの差別的な法律や判決と闘い続けた超人だ。2020年、87歳で亡くなるその日まで、持てる能力のすべてを使って働いたRBGのおかげで、社会はほんの少し平等になった。この世界に働くあらゆる女性(そして男性も)をエンパワメントする一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
51
「ルース・ベイダー・ギンズバーグの「悪名高き」生涯」 NHKの「映像の世紀」で、RBGを初めて知ってから3年近くになります。こんな人がいて、国民にも浸透している。日本では、今年前期の朝ドラで三淵嘉子さんが取り上げられた。初めてその名を目にしたのは、私だけではないと思います。RBGの生涯を読んでいると、ぶれない正義は素晴らしいと思います。そしてそれでも、人間味あふれる対応は素晴らしいと思います。 2024/11/29
tetsubun1000mg
12
背表紙では「ルース・ベイダー・ギンズバーグの悪名高き生涯」というタイトルで?だったが、表紙を見てアメリカ連邦最高裁判所の判事と気が付いて選ぶ。 2020年に亡くなった際に、日本のニュースでアナウンサーが業績と共に紹介して合衆国では愛情込めて名前を略して「RGB」と呼んでいた。 ユダヤ系で女性の法律家ということで大学やロースクール、法律事務所での女性差別をはねのけて最高裁判事となる。 性別や少数派に対する差別を、憲法と判例を駆使して毅然と立ち向かう姿を若者が「RBG」と称して応援した歴史に残る判事だった。 2024/12/04
かおるん
2
女性として米国史上2人目の連邦最高裁判所判事に任命されたルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)。大学の女性排除、男女の賃金格差、黒人差別の投票法など、差別的な法律や判決と闘い続けた。本書は、RBGの「反対意見」に感銘を受けた2人の若い著者が、徹底的な取材をもとに、たくさんの写真を織り込んでまとめた評伝『Notorious RBG: The Life and Times of Ruth Bader Ginsburg』の邦訳版。2025/03/09
takao
1
ふむ2025/02/27