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内容説明
私たちの生存と繁栄を支配する7つのファクトが明かす、本当の未来。
★『Numbers Don’t Lie 世界のリアルは数字でつかめ!』の著者による全米ベストセラー、待望の翻訳!★
★ビル・ゲイツ、スティーブン・ピンカー、ガーディアン紙ほか各界絶賛。★
★原書Amazon.comレビュー4000以上、星4.5評価★
徹底的な数値思考により、私たちの将来の決定要因である7項目を検証し、
「世界は数年以内に滅びる」「技術革新が近い将来にすべてを解決する」のような
両極端な主張を一刀両断、私たちにいまこそ必要なより現実的・建設的な未来を予測する!
「私は、バイアスのかかった特定の現実解釈を提唱して、
絶望をもたらしたり果てしない期待を抱かせたりするつもりもない。
私は悲観主義者でも楽観主義者でもなく、世の中の実状を説明しようとしている科学者であり、
その知識を使って、人類の未来の限界と機会についての理解を私たちが深めることを目指している。」
本書より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
103
著者は、悲観主義者でもなく楽観主義者でもない。科学者としての立場から、現状を分析してます。その分析の結果を、市民はどう受けとめるか。一人一人にその行動が委ねられてます。とにかく細かすぎる内容に圧倒されます。2025/07/03
よしたけ
48
テクノロジー進化とリベラリズム進展等によって、世界は日々進歩していると思われがちだが、旧来の枠組みにどっぷりと依拠している現実を思い知らせてくれる。例:車・電車・航空機・インフラは化石燃料に依拠(EVは低効率、主な電力源は化石由来発電所)、食料生産・輸送は化石燃料に依拠、人々は驚くべきリスクを自発的に選択(例:死亡リスク=飛行機搭乗<自動車運転)、「農耕地を使わない」 都市農業は救世主たり得ない(水耕栽培では葉物野菜等一部しか作れない)。人類が進歩していることは間違いないが、現実を直視することも重要だ。2025/01/05
アナクマ
39
「悲観主義でも楽観主義でもなく、世の中の実情を理解するにあたって何ら底意はない」という科学者が(魔術師でも予言者でもなく)講じる世界の実相。見たい未来を手前勝手に見る前に、世界の仕組みを共通認識としておこう。「根本的な不確実性とともに生きることは、人間の境遇の本質であり続け」る。◉(352)人口が増え続け、より良い栄養摂取が必要とされるかぎりは、生物学的限界の範囲内で相対的に成果が上がっても勘違いしてはならない。収量というアウトプットと農薬や灌漑などのインプットという2つの変数が切り離せるわけではない。2025/04/20
よっち
34
徹底的な数値思考により将来の決定要因である7項目を検証し、両極端な主張を一刀両断して、今必要なより現実的・建設的な未来を予測する1冊。近代以降のエネルギー利用の根本的な変化と脱炭素化の現状、食料生産関連で使われるエネルギーと過剰生産、人の手で加工された素材の世界、グローバル化の必然性と挫折、様々なリスク、地球温暖化の不確実性、それらの現実を踏まえてこれからどうなるのか。大幅な技術革新でもなければ現状のままでは改善の兆しはなく、不便不利益を享受するとも思えず、変わるのは容易ではないことを改めて実感しました。2024/10/05
もりやまたけよし
25
地球温暖化の問題を解説している本です。FACTFULNESSに似たようなスタンスで食料問題や生産素材にまで言及してありなかなか骨の折れる本でした。みんなでしっかりと考えないと大変なことになるよと警告してはいますが、具体的にどうすれば良いのかまでは書いてありません。まずは現状把握からと言うことですね。2025/07/15
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