女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから

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女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから

  • 著者名:犬山紙子【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2024/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799330913

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内容説明

大人気イラストエッセイスト、犬山紙子の最新刊!
女の子を育てるうえで大切にしたいことを、専門家と一緒に考えました。

母娘関係、性教育、ジェンダー、SNSとの付き合い方、外見コンプレックス、いじめ、ダイエット
女の子を育てる時期に知っておきたい“どうしよう”とその乗り越え方を一緒に考えませんか?

【子育て中のこんな「どうしよう?」はありませんか?】
・見た目コンプレックスになって、人生を楽しめなくなってしまったらどうしよう
・性教育をいつ、どんなふうに始めるべきなのか、どうしよう
・「女の子だから」という理由で、人生が制限されてしまったらどうしよう
・いじめをしたり、されたり、巻き込まれたりしたらどうしよう
・SNSで傷つけられたり、傷つけたらどうしよう

「女じゃなかったら、なかっただろうな」という痛みがたくさんあります。
娘もまた、この痛みを経験するのか。
そんな思いはさせたくない。
「女の子に生まれなければよかった」と、後悔してほしくない。
そう、強く願いました。願いましたが、守り切れる自信がないのです。
でも、守ることを絶対にあきらめたくない。
まずは家庭の中、保護者ができることを知らねば。そう思い、たくさんの専門家の方や当事者の方、アクティヴィストにお話をうかがいました。

【本書でお話をうかがった先生たち】
上野千鶴子、SHELLY、荻上チキ、みたらし加奈、清水晶子、長田杏奈、吉野なお、稲葉可奈子、内田舞、鈴木朋子


専門家の知恵を借り、知って、実践することで、女の子が生きていていいと思える、自分でよかったと思える心の土台、自尊心を育むことができると思うのです。

この本を書いたところで、社会をガラリと変えるのは難しいかもしれません。
けれども、次の世代に向けて声を上げること、その姿を娘や若い人に見てもらうことはできるのかな、とも思うのです。
どうか、これから羽ばたいてゆく女の子たちが、「女の子に生まれなければよかった」と思わずに、「自分でよかった」と思いながら暮らせますように。
そして、私たちも「私でよかった」と思いながら暮らせますように。

<目次>
はじめに
一緒に考えてくれた先生たち
1章 女の子に生まれたこと、後悔してほしくないから
2章 「女の子らしく」より「自分らしく」生きてほしいから
3章 押しつけられる「美」より、自分の美しさに気づいてほしいから
4章 性教育で、自分も相手も大切にしてほしいから
5章 SNS やインターネットの脅威から守りたいから
6章 どんな性でも、愛されていると感じてほしいから
7章 いじめても、いじめられてもほしくないから
8章 何度でも立ち直れる、心の回復力を育てたいから
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

42
プレバト!!というバラエティ番組で多才な方だな、とお見受けしたので、彼女の本を手に取ってみました。日本という国で女性として生まれ育ち、娘を持つ母親になったことを等身大で語る内容の多くは私が日々頭を悩ませていること。大いに共感しながら読みました。ゲストの方々も私が共感している人が多かったです。上野さんの「子供が何歳になればこの子を置いて死ねると思う?」という質問は、乳がんに罹患した母と死別する恐怖を抱えていた子供だった当事者からすると残酷ですが、(死ぬときは死ぬからわからないし)考えさせられました。2025/04/02

みっこ

21
犬山さんは2019年にラジオ『ホメラニアン』を聴いていた頃から気になる存在です。ご自身にも娘さんがいるとのことで、娘さんに女の子に生まれたことを後悔させたくないという気持ちで書いたそう。うちの小1娘も『自分の顔が好きじゃない』とか『太りたくない』とか(太ってるどころかむしろ痩せ型なのに)、『どうして社長さんのイラストって男の人ばっかりなの?』とか、どう答えていいのか迷う言葉が出始めました。今後娘の育児に悩んだら立ち返りたい一冊となりました。2025/02/03

おさと

4
社会や親からしらずしらずのうちに受け取ってしまっている呪い。ちょうどいま自分でむきあっている最中なので沿いう言う意味でも役にたった。2025/03/27

織川 希

4
★★★★☆ 女の子への攻撃から守ってあげるための本。本書は娘を持つ母親を主な対象として、母親自身が未だ女性として生きる中で社会に傷つけられている中で娘たちをどう守っていくかが論じられる。残念なことに、この社会は女性というだけで不利に傷つけられることが多々ある。幼い女の子がその状況に立たされる日も近い。少女達を守るため、私たち大人に何ができるかを教えてくれる本だった。「私は、自分が女であることが嫌なのではないのです。社会が『女』に求めているものが、嫌なのです。」この言葉には女性である私自身心から共感する。2024/12/19

skr-shower

3
子どもの時に想っていたこと、自分に娘が生まれた時(不安方向へ)ドキドキした…自分らしくある事を許容する・してもらう、今だってなんて難しいのでしょう。2025/03/26

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