〈日本学術会議問題〉とは何か - 任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ

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〈日本学術会議問題〉とは何か - 任命拒否と法人化論にみる「学問と政治」のゆくえ

  • 著者名:小森田秋夫
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 花伝社(2024/09発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763421272

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内容説明

日本学術会議は、これからどうなるのか?

会員任命拒否事件を皮切りに、学術会議を国家機関から外す「法人化論」の登場など、学術会議の在り方が根底から問われている現在。組織の成立に遡り、政治的・社会的・学問的意義を徹底的に検証。「学問と政治」のあるべき関係性、そして「科学」に対する国の政治的責任を問う。

日本学術会議、そして「科学の未来」に向けた提言の書

目次

はじめに 

一 日本学術会議とは? 
1.学術会議とは何か? 
2.学術会議の組織はどのような仕組みとなっているか? 
3.会員の選考はどのように行なわれるのか? 
4.学術会議は科学的助言をどのように行なっているか? 

二 任命拒否はなぜ問題なのか? 
1.任命拒否はどのように行なわれたのか? 
2.任命拒否は正当か? 
3.任命拒否と学問の自由とはどのように関連するのか? 

三 学術会議のあり方をめぐって問われるべきことは何か? 
1.学術会議のあり方はなぜ問題にされているのか? 
2.学術会議のあり方を考えるための論点は何か? 
3.学術会議の現在のあり方はどのようにして生まれ、評価されてきたか? 
4.政権は学術会議をどのように変えようとしているか? 

おわりに 
参考文献 
資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

於千代

2
菅政権の際に、任命拒否問題が発生し、俄かに注目をあびた日本学術会議。元構成員が、日本学術会議とは何か、任命拒否は何が問題なのか、を解説する。個人的には学識者による助言機関は必要であると感じるが、基礎研究に対する予算の問題や人文学不要論などを考えると、どこまで存在意義があったのだろう、とは思ってしまう。2025/05/06

takao

0
ふむ2025/05/02

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