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内容説明
激動の世界経済、それでも株も賃金もまだまだ上がる! インフレからの「日経平均30万円の時代」に備えて私たちの資産を守るには?
ついにはじまった「エブリシング・バブル」崩壊、この先、日本はどうなるのか?
大注目の経済評論家二人が「日本株」の実力と可能性を見極めた日本人必読の書!
第一章 日銀マネーがバブルを延命させてきた
第二章「世界インフレ」と日銀
第三章「インフレで借金帳消し」が政府の目的
第四章「トランプ再選」と「第三次世界大戦」
第五章「投資している人」は勝ち組
エミン・ユルマズ「まえがき」より
日本でも今後インフレが定着します。インフレの脅威が金融緩和の時代を終わらせるでしょうが、それは金利のある世界の到来を意味しています。金利のある世界が戻れば、相場の価格発見機能も復活するでしょう。
(対談相手の)永濱さんとはテレビ出演をきっかけに知り合い、日本や世界が抱える問題について大いに意気投合しました。お互い課題へのアプローチや手法は違っていますが、同じような結論を導き出していたことに最初は驚きを感じました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パラオ・スパニッシュフライ
9
長濱さんエミンさんの経済対談本。お二人共にテレビではわかりやすい解説をしており、初心者向けの易しい内容ではないですけど、セミナーなどで聞くことができる深い話を堪能することができました。 両極端な意見で戦うのでは無く大きな考えはお二人一緒で、これからの日本は経済的に良い方向に向かっていることを語っていました。今後の政府の舵取りを間違わなければ日経平均30万円も夢ではありません。2024/10/22
もず
6
Audibleで。「この国には何でもある。だが、希望だけがない」これは村上龍の小説「希望の国のエクソダス」で少年が語っていた言葉だ。しかし、今でも本当に希望はないのだろうか?日本を構成するのは一人ひとりの日本人である。日本経済の先行きが不安なのは、自己評価の低い日本人にも原因で、それが経済にも反映されているのではないだろうか。投資環境も悪くなく、外国人投資家からの評判も悪くない日本のこれからの成長はどうなるのか書かれた良書。2024/10/16
ジキル
5
特に新味はなくて、日本の復活あるから日本株買ったほうがいいよという、いつもの主張。ところで、この本では、日本ではハイパーインフレは起きないという主張だけど、数か月前に読んだハイパーインフレ論者と結論的にはあまり変わらない気もした。結局、インフレに強い資産持たないとダメってことで。ハイパーかどうかはともかく、インフレは間違いないということ。2024/09/22
かずい
4
投資をしているのでエミン・ユルマズ氏の発言は興味深く注目している。本書によると日本のみならず世界はインフレ基調は続く。日本もデフレの30年が終わり新局面へ。現金を持っていると価値が減る時代へ。日本の成長は今後のマクロ経済政策にかかっている。それを考えると次の総選挙結果はかなり大きくなるだろう。2024/10/14
mm71
3
エブリシングバブル崩壊の先にあるもの。中国がデフレを輸出できない以上、主要国は長期のインフレと付き合うしかない。日本でも今後インフレが定着。インフレの脅威が金融緩和の時代を終わらせるが、金利のある世界が復活。相場の価格発見機能も復活する。2024/09/25