内容説明
安土城、大坂城、名護屋城、熊本城、江戸城、松山城など、あの有名な城をつくったのは、戦国時代を戦い抜いた武将たちだった。 城をつくった武将たちの知られざるエピソードや城づくりのこだわり、どんな城をつくったかなど、人物から見る、新たな見解。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
173
築城者目線。誰がなぜその場所にどういう目的でその城を建てたのか、どんなエピソードが残っているのかを分かりやすく紹介する城入門書。十武将(織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、黒田官兵衛孝高、加藤清正、藤堂高虎、加藤嘉明、徳川家康、池田輝政、山本勘助)が取り上げられています。二条城で徳川幕府がはじまり、そして終わった。日光東照宮の縄張りは、家康の寵臣藤堂高虎が担当した。姫路城の七不思議。など興味深い記述多数。2025/02/13
フク
13
#読了 築城名人と呼ばれた武将の紹介と関わった城の解説。 秀吉の鳥取城渇え殺しの準備が周到かつ巧妙。 城の解説に関しては図があるともっとわかりやすい。 武田さんは...? 図書館2025/01/04
スプリント
3
実際に武将が築城するための縄張をしたりしたのだろうか。2024/10/31
Go Extreme
3
織田信長: 生涯に何度も城を替える 最後の居城・安土城 明智光秀: 坂本城ー赤と黒のツートンカラー 亀山城から出立→信長を討つ 豊臣秀吉: 死ぬまで大阪城増強 完全破壊・聚楽第 黒田官兵衛孝高: 前代未聞の攻城戦 秀吉が許可した金箔瓦 加藤清正: 秀吉から築城術 西南戦争・熊本城下 藤堂高虎: 家康の器を見抜く 宇和島城を建てる 加藤嘉明: 城づくりの達人 25年尾普請事業 徳川家康: 江戸城・水上輸送 三代・造成事業 池田輝政: 義父・徳川家康 姫路城の七不思議 山本勘助: 武田信玄の軍師 武田流築城術2024/10/06
みー
2
城郭ではなく築城目線ってところが面白いです。10人の城名人たちをシンプルにまとめていて分かりやすいです。ただ図や写真がないので、城好き中級者向けに感じました。手元においておきたい一冊。2025/03/07