内容説明
「母親なんだから」と我慢を強いられ、自らの「理想の母親像」に縛られ、理不尽な目に遭っても口をつぐんできた――「後悔」を口にした日本の女性たちは、どのような人生を歩み、何を経験してきたのか。切実な想いを丁寧に聞き取った、社会現象になった話題書『母親になって後悔してる』の「日本版」というべきインタビュー集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
76
女性なら母になって当たり前、子どもを愛するのは普通。そんな世間の常識って何だろう?子育てが上手く行かない悩みを母親だけに押し付けている社会。もし子どもを産んでいなかったら自分の人生はどうなっていた?タイトルが強烈なので家族の前では読みにくいかもしてないが、これは多くの人に読んでもらいたい。2025/03/05
nonpono
71
50才の壁が近くなり嬉しいこともある。「なんで、結婚しないの?」、「なんで、子供が欲しくないの?」と親しくもない人に土足のような馴れ馴れしさで聞かれなくてすむから。結婚して子供のいる人が普通だというレッテル、せっかく積んできたキャリアの断絶、避妊しないセックスでのDVな妊娠、夫が何もしてくれない、と登場する女性達の様々な悩みと溜息。そして子供を愛せない、子供のせいにしたい自分と母親という名の呪縛。母親はやめて子供のファンになる、マネージャーになるという意識改革は良いと思った。サイバラも卒母宣言していたな。2025/05/16
ネギっ子gen
71
【「母親はみんな耐えているのだから」と、自分だけ我慢を続けないでほしい】「母親になった後悔」を口にする日本の女性たちの切実な想いを、NHK記者が丁寧に聞き取ったインタビュー集。巻末に注記。<子どもを産んだ女性たちが背負わされている負担は想像以上に重いものだった。母親という役割によって自由が奪われることの、苦しみや悲しみ、悔しさ。こうした当たり前にあるはずの感情を、わたしたちはこれまで見て見ぬふりをしてきた。なぜなら、そのほうが社会にとって都合がいいから。神聖な母性愛に感動しているほうが楽だから>と―― ⇒2024/12/13
たまきら
49
まさかここまで大変だとは思わなかったー14年母親業をやってみて思うことです。「辞表提出します!」が基本不可能なのに、無償(色んな意味でプライスレス)。うちは夫がPTAも三者面談も、時には夕食づくりも担当してくれますが、それでも大変。親になってもならなくても批判される社会構造もしんどい。実の親が、義理の親が、職場が、夫が。インタビューから伝わってくる、孤独な「子育て」の姿。そりゃあやめたくもなるよ、言ってくれてよかったよ、と心の底から思いました。もっと正直に言って、社会に理解してもらわないといけないです。2025/12/09
みっこ
33
家族の前で堂々と読めず、電子書籍で読了。その時点でいろいろ感じるものがあります。私は不妊治療に専念するため仕事を辞め、一人娘を産みました。娘は私の人生の宝物で、後悔は一ミリもありません。でも、子どもを産んで失ったものはたくさんある。それはキャリアだったり自由な時間だったり、一つ一つは小さくても積み上げるとかなりの重さ。私が失ったほとんどのものを、夫は持っていることも胸をざわつかせる。もし仕事が自分にとってもっと大切なものだったら?望まない妊娠だったら?子どもが育てづらい子だったら?→2024/12/30
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