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鶏のプラム煮

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  • サイズ B5判/ページ数 89p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784796871068
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

©2004, Marjane Satrapi & L'Association

『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ最新作!
2005年アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞

イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリは
なによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。
死を決意してから8日後の彼の死まで、ナーセル・アリの最期の日々が始まる。
はたしてタールの音色に秘められた想いとは……?

『ペルセポリス』で激動のイラン現代史とともに自らの半生を描き切ったマルジャン・サトラピが、
1958年のテヘランを舞台に綴る、可笑しくも、やがて哀しき人生の物語。

【著者紹介】
著者
マルジャン・サトラピ Marjane Satrapi
1969年、イランのラシュト生まれ。テヘランのフランス語学校で学び、14歳の時に亡命。ウィーンを経て、ストラスブールでイラストレーションを学ぶ。その後、「ニューヨーカー」や「ニューヨーク・タイムズ」などでイラストレーターとして活躍し、2000年に発表した自伝的コミック『ペルセポリス』(邦訳・バジリコ)が30カ国語に翻訳される世界的ベストセラーとなる。同作を原作としたアニメーション映画はカンヌ映画祭で部門賞を獲得。2005年には本作『鶏のプラム煮』がアングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞した。現在、パリ在住。

訳者
渋谷豊 Yutaka Shibuya
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。パリ第四大学文学博士。信州大学人文学部准教授。エマニュエル・ボーヴ著『ぼくのともだち』、『きみのいもうと』の翻訳で第13回日仏翻訳文学賞を受賞。その他の訳書に、エマニュエル・ボーヴ著『のけ者』、フランソワ・ヴェイエルガンス著『母の家で過ごした三日間』がある(いずれも白水社)。

内容説明

イランの伝統弦楽器タールの奏者として活躍していたナーセル・アリはなによりも大切にしていたタールを妻に壊され、生きる望みを失った。死を決意してから8日後の彼の死まで、ナーセル・アリの最期の日々が始まる。はたしてタールの音色に秘められた想いとは…?『ペルセポリス』で激動のイラン現代史とともに自らの半生を描き切ったマルジャン・サトラピが、1958年のテヘランを舞台に綴る、可笑しくも、やがて哀しき人生の物語。2005年度アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞。

著者等紹介

サトラピ,マルジャン[サトラピ,マルジャン][Satrapi,Marjane]
1969年、イランのラシュト生まれ。テヘランのフランス語学校で学び、14歳の時に亡命。ウィーンを経て、ストラスブールでイラストレーションを学ぶ。その後、「ニューヨーカー」や「ニューヨーク・タイムズ」などでイラストレーターとして活躍し、2000年に発表した自伝的コミック『ペルセポリス』(邦訳・バジリコ)が30ヶ国語に翻訳される世界的ベストセラーとなる。同作を原作としたアニメーション映画はカンヌ映画祭で部門賞を獲得。2005年には『鶏のプラム煮』がアングレーム国際漫画祭にて最優秀作品賞を受賞した

渋谷豊[シブヤユタカ]
1968年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。パリ第四大学文学博士。信州大学人文学部准教授。エマニュエル・ボーヴ著『ぼくのともだち』、『きみのいもうと』の翻訳で第13回日仏翻訳文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

内島菫

9
平面的な描写や構図がいい。話の運びは絵本的であり、コマ割りの概念が日本の漫画とは違っているようで、よりシンプルに読む順序としての役割に徹している点が潔いが少し物足りなく感じた。音楽で「間」を大切にするイランならばコマ割りでも「間」をもっとうまく使えそうな気がする。全体的な構成力の巧みさは読んでいる途中でも気付いたが、読後しみじみと感じ入ったのは、少しずれて繰り返されるエピソードのヴァリアントとヴァリアントの「間」と、本当の理由は隠されているものとして描かれている点。ちょっとオチが付き過ぎなところが惜しい。2015/05/13

あなた

5
死神が迎えにくるんだけど骸骨とかじゃなくずんぐりむっくりの死神なんですよ。イランの死神って中野をぶらついてる気安さがあるんですよね。でも、つれていく、んだけどね。あと主人公が巨大な女のひとの巨大なおっぱいに全身を挟まれて眠るシーンがあって凄く印象的に描かれてて、でも巨大なおっぱいに挟まれるって身動きとれなくて無能化することだから、ある意味すごく性的な瞬間なのにいちばん去勢されてる瞬間でもあるんですよね。男が無能になるときというか。なんか考えさせられた。いちばん性的なときってやっぱちょっと死に近いんだなって2021/12/24

anatra

3
一人の音楽家が掛け替えのない愛用の楽器を壊され死を決意する。その後、8日間の物語。著者は女性BD作家の中でも特に有名なイラン出身のマルジャン・サトラピ。ヴァロットンの木版画を目標にしているという彼女のモノクロの絵は死に向かっていく物語の雰囲気によく合っている。味覚がなくなり身体が重くなる鬱で自殺する前の状態をよく表している。自殺が物語のメインだが読んで鬱になるような作品ではない。2019/08/28

garth

3
母親の死をめぐるエピソードが心にのこるのだが、特権階級に生きて西洋文化に染まっているかに見えるマルジャンもやはりイランの伝統につながる魔術的な世界観に生きているのである。シンプルに巧みに、死を肯定する物語を語る。やっぱりこの人は映画よりアニメより漫画がいちばんいいな。2012/06/19

Inzaghico

2
ちょっとずつ気持ちがずれるだけで、登場人物みんながこれほど不幸になるとは。舞台は1958年のテヘラン。音楽家の主人公は初恋の人と結婚できず、押し切られたかたちで好きでもない教師の女性と結婚するも、妻が大切な楽器を壊してしまい、母のように自分の意志で死を選ぶ。その妻は、大好きな人と結婚できたが、夫がどうしても自分を愛してくれない。主人公の初恋の人は、後年、主人公と再会するも彼が誰だかわからず、あとでわかってひそかに落涙する。 2018/04/24

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