DREノベルス<br> 宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ ~出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています~

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DREノベルス
宰相の器を持つ小役人の、辺境のんびりスローライフ ~出世できず左遷されたはずが、なぜか周りから頼られまくっています~

  • 著者名:あわむら赤光【著者】/TAPI岡【イラスト】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 特価 ¥1,001(本体¥910)
  • ドリコム(2024/09発売)
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  • ISBN:9784434344350

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内容説明

超難関の官僚採用試験を最年少突破したが、コネ採用と侮られて出世とも無縁のゼン。ついには辺境へと左遷されてしまうが――
「やったあ左遷だああああああああああああああああああああああっ」
 殺人的な仕事量にうんざりしていたゼンは、逆に大喜び。親友の大狼キールを連れ、念願の田舎のんびり暮らしを満喫することに!
 釣りをしたり、命を狙われる皇女エリシャを匿ったり、役場で百人分の仕事を一瞬で処理したり、軍隊でも手こずる魔物を退治したり。
「ああ、田舎っていいなあ。毎日のんびりできるなあ」
 やがて皆がその才覚に気づく男の、頼られまくり辺境スローライフ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
超難関の上級官僚採用試験を最年少突破したものの、コネ採用と侮られ出世とも無縁のゼン。ついには兄の手により辺境へと左遷されてしまう辺境スローライフ。六省を半年ごとにたらい回しにされて、仕事を覚えたと思ったら異動という状況にうんざりしていたゼン。親友の大狼キールを連れ、命を狙われる皇女エリシャを匿い念願の田舎のんびり暮らしを満喫する日々で、生活能力の低さには苦笑いでしたけど、中央では器用貧乏扱いされていた能力も、様々なシチュエーションで高い解決能力を発揮して、周囲に好かれる彼とエリシャのこれからが楽しみです。2024/09/16

わたー

20
★★★★★面白かった。タイトルからは、大判作品でよく見かける追放、内政、スローライフものだという印象を受けて普段はスルーしがちなのだが、その印象と中身が全く違う、ベテラン作家である著者の技量がふんだんに盛り込まれた骨太なファンタジーになっていたと思う。傑物である兄姉の出涸らしと称され、様々な官庁をたらい回しされていた主人公は、尚書(大臣)である長兄から田舎への左遷を命じられる。膨大な仕事から解放されることを喜ぶ主人公であったが、餞別として渡されたのは、亡き親友たちの忘れ形見で、初恋の人の面影を色濃く写す2024/09/16

サキイカスルメ

13
面白かった!父娘のような、別の何かに育ちそうな主人公とヒロインの関係性が好き。主人公の過去がしっかりと今に繋がっているのが良かったですね。ファンタジーなんですけど、地に足のついた印象というか、そこに生きている人たちなんだなと感じられるバックボーンの提示の仕方が物語として面白いの素晴らしいです。左遷とついているけど、兄弟仲は極めて良好とかも好き。2024/09/24

菊地

1
追放スローライフを下地に、宮廷陰謀もののエッセンスを加えて調整したような作品。 「出世できずに左遷されたけど実は超有能だった」というタイプの作品だけど、「評価されなかった」ことにちゃんとエクスキューズを付けたり、細かい描写をちゃんと段取り踏む辺りはアニメ化経験のあるベテラン(中堅?)作家らしさに思える。 この巻だけだとそこまでインパクトないけど読み心地は悪くない。 ただまあ、多作だけど完走率は高いタイプの作家ではないので、後発レーベルの作品でちゃんと最後まで描かれるのか。はてさて。2025/05/02

1
ふと目に入った新作スローライフもの、しかもあわむら赤光先生。気持ちの良い爽快感があっておもしろかったです。2024/09/10

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