内容説明
過去と未来を照らすタロットカフェの物語
念願だったおにぎり店を開業し軌道に乗せる一方で、恋に臆病な悩みを抱える店主。
大手新聞社への夢があるがゆえ、現状の仕事に不満を抱えるタウン情報誌記者……。
それぞれの悩みを抱える5人の主人公が導かれたのは、メニューがひとつしかないタロットカフェ。
お面姿のマスターは言う。「タロットは、未来を自分で”選ぶ”ためにあるんですよ」と。
性別も年代も違う主人公たちが交差する、連作長編物語。
I:魔術師のスパイスチャイ
II:ふたつのカップと四季春茶
III:女王様の瀬戸内レモンタルト
IV:情熱のエースとファーストフラッシュ
V:ナイトの雪どけカップケーキ
∞:カフェタロットと猫と運命の輪
■著者
久生夕貴(ひさお・ゆうき)
愛媛県在住。『拝啓、桜守の君へ。』にて第4回富士見ノベル大賞審査員特別賞を受賞。
著書に『花咲く神さまの花嫁』(富士見L文庫)などがある。
花とお茶ともふもふをこよなく愛す。
■イラスト
しゅんと
目次
I:魔術師のスパイスチャイ
II:ふたつのカップと四季春茶
III:女王様の瀬戸内レモンタルト
IV:情熱のエースとファーストフラッシュ
V:ナイトの雪どけカップケーキ
∞:カフェタロットと猫と運命の輪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
み
16
ジャケ読みした作品、初読みの作家さん。タロット占いの知識なく、ふむふむと。占いって、0655のたなくじで十分だわ。2025/04/28
さっちゃん
8
タロット占いを題材に六人の人々の人生の迷いを解く。六人は各々が何らかの理由で繋がっており、物語は時系列のアンソロジー形式で進行する。六人には「迷い」がある。そのために、意固地になったり、無気力になったりして他人と自分を傷つける。彼らが迷い道に入った時、雨の中に古びたカフェが現れる。猫に導かれ、扉を開けると、落ち着いた雰囲気の調度品と不思議なマスターがいる。彼らはマスターのめくるカードによって自分の行き先を選ぶことになる。タロットカードは道を選ぶ道具である。選ぶのは自分自身。彼らは良い選択をしただろうか。2026/06/28
紅羽
7
仕事や将来への不安、恋等に悩みを持つ様々な主人公たちが、突然の雨に導かれるようにやってきたカフェで謎めいた仮面姿のマスターのタロット占いで自分の進むべき道に光を灯すお仕事系小説。それぞれ独立した5編で完結されてますが、全てが繋がっており、最後の章でカフェの店主の正体やカフェが存在する意味がほんのり明かされた瞬間、心が温かくなりました。2024/09/03
じょじょ
4
面白かった。でもあまり特徴的な部分はなし。2024/12/01
睦月虎龍
3
ファンタジー色が強かったけど、人間模様が結構色々で楽しかった2024/09/23
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