懐かしい未来 甦る明治・大正・昭和の未来小説

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懐かしい未来 甦る明治・大正・昭和の未来小説

  • 著者名:長山靖生【編著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中央公論新社(2024/08発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120031540

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内容説明

1、夢の月世界旅行(「月世界跋渉記」江見水蔭、「月世界競争探検」押川春浪) 2、いつも世界は滅亡する(「太陽系統の滅亡」木村小舟、「超α線とQ家」南沢十七)3、革命的に実現する理想社会(「下女の時代」生方敏郎、「建設義勇軍」宮野周一)4、完全無欠の医学神話(「人工心臓」小酒井不木、「人間の卵」高田義一郎)5、全知全能のロボット伝説(「人造恋愛」蘭郁二郎、「ロボットとベッドの重量」直木三十五)6、幻想は未来を造る(「夜のロマンツェ」中谷栄一、)7、摩訶不思議な発明(「地軸作戦」海野十三、「試薬第六〇七号」竹村猛児)α

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫丸

9
明治から昭和前期までのSF作品を15編収録。驚異的な先見性をもつ作品もあるし、科学とは名ばかりの素朴な冒険譚もある。やはり世紀をまたぐところで人は来し方行末を想うものらしい。未来世界の人はみな自殺によって世を去るのが標準である。自殺もできない者のために巡査が撲殺して廻ることになるだろう、とは漱石先生の「猫」に出てくるエピソードだ。まだ見ぬ未来は必然的に今とは違っている。そう考えるのが普通で、終わりなき日常がダラダラと続くと思えば精神的閉所恐怖に陥る。21世紀初頭に生きる我々は未来を持つか?2021/10/26

Tadashi_N

7
昔の未来の方が、夢があった。2014/09/03

せんか

2
「ロボットとベッドの重量/直木三十五」のみ青空文庫で読了。いわゆるネトラレ→復讐?ですねわかります。他のも読んでみたいけど収録作品が分からない。2012/01/20

しゅ

0
昔(明治~昭和初期)の人が考えていた未来ってどんなものか興味があり、読んだ。 読んでいて退屈してしまったのは、当時の世相等の知識がない所為だと思う。2012/04/30

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