竹書房怪談文庫<br> 拝み屋備忘録 赫怒の刻印

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竹書房怪談文庫
拝み屋備忘録 赫怒の刻印

  • 著者名:郷内心瞳【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 竹書房(2024/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801941113

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内容説明

台湾の最凶呪術と対峙

拝み屋が綴る人気シリーズ第9弾!
呪術が女性霊能者を襲う!

鮮血に塗れた異形の男が、白い眼球をぎょろりと き…
(収録話「赫怒の刻印 破」より)


加持祈祷、悪霊払いなどを請け負う「拝み屋」郷内心瞳。怪異に触れることで感覚に異変をきたす、そういった体に焼き付く不穏な「印」に纏わる話の数々を収録した人気シリーズ第9弾。
・引っ越した先の家に住み着いていたのは…「夫婦のいる家」
・悪魔召喚の儀式を遊びでやってしまった男「巣にされる」他。
そして今作には様々な既刊シリーズにも登場している霊能者・小橋美琴が登場。彼女の身に起きた凄まじい怪異とその顛末を描く「赫怒の刻印」をはじめとする圧巻の連作も。
一度焼き付いた「印」はもう元には戻らない。怪奇と恐怖に満ちた非日常はいまや貴方の世界そのものに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

54
実話怪談集。いつも通り霊能力者の体験の合間に怪談が挟み込まれるというスタイルだが、今回の主役は著者ではなく台湾に移住した女性の話。台湾を舞台に例によってサイキック・バトルが展開される。ただ今回は台湾独特の習俗が物語の小道具として上手く組み込まれているのは面白かったです。怪談の方はまさに実話。起こった事実だけが淡々と記される形で、オチの無い話も多く読者はどこか椅子の座りが悪く、落ち着かない宙ぶらりんにされたような心地にさせられる。この不安定さが怪談という感じで良いね。主題の話もどこか優しい良い一冊でした。2024/10/17

眠る山猫屋

52
拝み屋備忘録外伝と云ったところかな? 台湾情緒たっぷり。そしてタルパもたっぷり。冒頭のヘンタイさん、手に負えないクラスのヘンタイだったな。2024/08/31

うさっち

19
郷内さんではなく、台湾に行った霊能者・小橋美琴さんの身に起きた怪異の連作短編。怪異とは別の怖さで変態男がインパクト強すぎて気持ち悪かったです。2024/09/06

イカまりこ

11
KU 楽しみにしてるシリーズ。郷内さんの集めた実話だけじゃなく郷内さん自身の身に起こったことを知れるシリーズだったのに、以前の本に書かれたように近況報告が全然ない。怪談部分しかいらない人たちのせいじゃん。腹立たしい。郷内さんの近況は分からないけど、その代わりに美琴さんのお話が表題。冥婚がきっかけで始まる異変。こんなタイミング被ることある!?って本当に泣きっ面に蜂だわ。身勝手な奴らが一気に襲ってくる。美琴さんとご主人が幸せだといいなと願ってる。そしてまた郷内さん自身のお話も聞きたいよ。2024/09/02

松島

10
小橋美琴の物語。郷内さんの続きが早く読みたい。2024/09/14

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