グランメタルオルガンズ（１）

著者名：志木浩雄【著】

講談社（2024/09発売）

• ISBN：9784065366707

内容説明

世界は繁栄した。人間が電気を発するようになったからだ。すべての機器、交通網、インフラは人間が出す電気により動く。そんな世界で電気を出すことの出来ない男がいた。虐げられる毎日。差別される絶望。だが彼は世界の秘密を知り、特別な力を得て、革命を始める！　アフタヌーン四季賞出身の新鋭が放つ問題作！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◯ ほぼすべての人類が体内で発電する感染症にかかった世界。全ての機器、交通網、インフラは人間が発電した電気で動く様になる中、全く発電できない青年エンリルは周囲から差別され、絶望していた。そんな世界で怪物「闇歩き」と警察組織「EPD」が激闘を繰り広げていた…。「闇歩き」というネーミングとデザインには魅力を感じますが、物語には中二病的な雰囲気しか無く、弐瓶勉に似た絵柄もあまり活かせていない気がします。もったいない。

2024/09/07