角川書店単行本<br> 雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

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角川書店単行本
雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら

  • 著者名:東畑開人【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2024/09発売)
  • たんぽぽ揺れる!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/12)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041148877

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内容説明

こころのケアははじめるものではなくて、はじまってしまうものである。
つまり、自主的に、計画的に、よく考えて契約書にサインしてから開始するものではなく、受け身的に、期せずして、否が応でも巻き込まれてしまうものです。
よく晴れた休日に散歩に出かけたら、突然大雨が降ってくるようなものです。
そういうとき、僕らは当初の予定を変更して、とにもかくにも雨宿りをできる場所を探したり、傘を買ったりしなければいけなくなります。

同じように、ある日突然、身近な人の具合が悪くなる。
子どもが学校に行けなくなる。パートナーが夜眠れなくなる。老いた親が離婚すると言い出す。部下が会社に来なくなる。あるいは、友人から「もう死んでしまいたい」と連絡が来る。
突如として、暗雲が立ち込める。
どうしてそうなったのか、なにをすればいいのか、これからどうなるのか、全然わからない。
でも、雨が降っていて、彼らのこころがびしょ濡れになっていることだけはわかります。
そのとき、あなたは急遽予定を変更せざるをえません。とにもかくにも、なんらかのこころのケアをはじめなくちゃいけなくなる。
傍にいるのがあなただったからです。その人があなたの大事な人であったからです。
ある日突然、あなたは身近な人に巻き込まれて、雨の中を一緒に歩むことになってしまう。
こういうことがどんな人の身の上にも起こります。
人生には、こころのケアがはじまってしまうときがある。

ですから、突然の雨に降られている方々に向けて、あるいは長雨の中で日々を過ごしておられる方々のために、心理学の授業をしてみようと思います。
雨が降ったら、傘をさすように、こころのケアがはじまったら、心理学が役に立つと思うからです。
(まえがきより)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

79
【こころのケアは“はじめる”ものではなくて、“はじまってしまう”ものである】臨床心理士による、ケアする人が元気でいるため本。こころのケアの本質や、日常で使える「きく技術」「おせっかいの技術」を紹介。巻末に「もっと勉強したい人のためのブックガイド」。<雨が降ったら、傘をさすように、こころのケアがはじまったら、心理学が役に立つと思う/あ、でも、晴れた休日に読書を楽しもうとしている方も、もちろんウェルカムです。長い人生、いつ雨が降るかわかりませんし、折り畳み傘を鞄の中に入れておいても、損はありませんよね>と。⇒2024/12/20

えんちゃん

54
何かで紹介されていた人気本。予約してかなり待ちました。こころのケアが始まったら読む本。著者は有名な心理学者とのことで、5日間にわたる講義をまとめたもの。人の気持ちには晴れの日と雨の日があり、同じケアでは対処できない。ケアする人にもケアが必要。お金・人力・一緒に喜ぶ・決める力・承認・仲間。実例というよりも心持ちを説いている学問書の感じでしょうか。読みやすいのに私には難しすぎました。2025/10/31

ケディーボーイ

27
「晴れの日の心理学ではうまくケアができなかった時に、異常心理学の知見をヒントにしながら、素人が日々のケアをするために使われるのが雨の日の心理学。」本書の知見だけで、実際にケアできるかどうかはもちろんわからないが、充分な指針になる。 もっと早く読んでおけばよかった。2026/01/16

本詠み人

27
東畑先生の新刊✨️雨の日のケアの本質が描かれている。ケアとは傷つけないこと。今の職場での人間関係に悩んでいたので、人を傷つけないという当たり前の前提が、今の社会になく、人間関係に傷つく人が多いことや「わかる」と「かわる」こころの変動とか、とても分かりやすい内容だった。こちらに語りかけるようなあたたかな文体も、これが元々オンラインの講義だったことを知り納得。助かるおせっかいができるよう努力したいし、相手も自分も傷つけない関係を新たな職場では築いていきたい。2024/12/26

pirokichi

26
臨床心理学者の著者による素人のための「こころのケア教室」。5日間の講義形式で、毎回講義の最後には質疑応答がある。「雨の日」とは「こころが雨の日」のこと。ケアとセラピー、エロスとタナトス、PSポジションとDポジション、転移と逆転移など適度に専門的で親切でわかりやすく、読後何となくゆる~っと楽な気もちになった。「僕らはケアの中を泳いでいます。つまり、つながりの中で生きているということです」。母の介護で帰省するたび、父と必ず口喧嘩してしまうのだが、その理由がちょこっとわかる気がしたので、次回はうまくやれるかも。2024/11/08

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