デザインシステムの育て方  継続的な進化と改善のためのアプローチ

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍

デザインシステムの育て方  継続的な進化と改善のためのアプローチ

  • ISBN:9784802511896

ファイル: /

内容説明

制作プロセスを効率的にする。
デザインに一貫性をもたらす。
イノベーションを起こしやすくする。

デジタルプロダクト開発において、デザインシステムが寄与するメリットは非常に大きく、近年さまざまな企業や組織がデザインシステムの導入に注力するようになりました。
しかし、デザインシステムの構築や導入も容易ではありませんが、それ以上に難しいのは使い続けてもらうための運用です。繰り返し使われない・浸透しないデザインシステムは、せっかく苦労して作っても意味がありません。
本書では、デザインシステムの専門家として世界有数のブランドで導入・運用を成功させてきた著者が、それぞれの組織で「実践としてのデザインシステム」を採用し、成長させ、維持していくための方法を解説します。デザインシステムのメリットを、企業や組織全体でしっかり受けられるようになるノウハウが詰まった一冊です。

目次

本書の使い方
よくある質問
監訳者まえがき|長谷川恭久
まえがき|メレディス・ブラック
はじめに


Chapter 1 デザインシステムが必要なわけ
システムが組織をつなげる
デザインシステムは誰のためのものか
デザインシステムの一般的な利点
振り返りのための質問

Chapter 2 デザインシステムの基礎
「デザイン」と「システム」の由来
自分が作りたいデザインシステムを決める
7種類のデザインシステム
振り返りのための質問

Chapter 3 デザインシステムを構成する部品
デザインシステムの共通パーツ
パーツの集合体としてのデザインシステム
デザインシステムとはつながりである
コンポーネントライブラリとデザインシステムの違い
デジタルなエコシステム全体をつなげる
振り返りのための質問

Chapter 4 お墨付きにまつわる誤解
「システムを作り、システムを使う」は夢物語
デザインシステムの賛同を得ることは、実態のないソフトウェアを売り込むようなもの
抽象的なシステムは作りにくい
新しいツールを導入するように説得するのは至難の業
プロダクトチームはデザインシステムに貢献しない
振り返りのための質問

Chapter 5 パイロットプロジェクト:デザインシステムの着手と維持に最適の方法
デザインシステムの仕事とプロダクトの仕事を連動させる
デザインシステムのパイロット点数表
デザインシステムのパイロットプロジェクトの種類
パイロットプロジェクトの同時進行
使いながらシステムを改善する
パイロットプロジェクトのプロセス
抽出と抽象化
振り返りのための質問

Chapter 6 ガバナンスと貢献
WordPressのエコシステム
デザインシステムのガバナンスの枠組み
デザインシステムのガバナンスと貢献のテンプレート
デザインシステムの正史と拡張世界
振り返りのための質問

Chapter 7 役割と職責
フロントエンドエンジニアリングのほうがビジュアルデザインよりも重要
フロントエンドエンジニアリングのほうがバックエンドエンジニアリングよりも重要
欠けているのはフロントエンドエンジニアリングのスキル
「フロントエンドエンジニア」という呼び方の再考
心理的安全性
エコシステムエンジニア
優れたプロダクトの3本の柱
デザインシステムチームのその他の役割
デザインシステムの年間予算
振り返りのための質問

Chapter 8 デザインシステムのプロセスとワークフロー
プロセスよりもフレームワークを
レス・イズ・モア
ホットポテト型のプロセス
ツールを変えるには振る舞いを変える必要がある
ホットポテトのハードル
新しいワークフローに対する抵抗
振り返りのための質問

Chapter 9 デザインシステムの成功の指標
独自の成功の指標を見つけ出す
成功を測るための枠組み
成功するのはシステムではなく人
目的を揃えて組織とつなげる
振り返りのための質問

Chapter 10 伝道に終わりはない
デザインシステムを店舗のようなレイアウトにする
デザインシステムをユーザーのためのものにする
振り返りのための質問

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
デザインシステムが必要なわけ: 組織をつなげる 誰のためのものか 基礎: デザインとシステム 構成する部品 共通パーツ: パーツの集合体 デザインシステム=つながり 全体をつなげる お墨付きにまつわる誤解: システムを作り・使うは夢物語 抽象的なシステムは作りにくい パイロットプロジェクト: 同時進行 使いながら改善 抽出と抽象化 ガバナンスと貢献 役割と職責 プロセスとワークフロー: プロセス<フレームワーク レス・イズ・モア ホットポテト型プロセス 成功の指標: 独自の成功指標 伝道に終わりはない2024/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22070526
  • ご注意事項

最近チェックした商品