集英社インターナショナル<br> 人類1万年の歩みに学ぶ 平和道(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
人類1万年の歩みに学ぶ 平和道(インターナショナル新書)

  • 著者名:前川仁之【著】
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 集英社(2024/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797681420

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内容説明

人類はどのように平和を希求し、その可能性を探ってきたのか。非攻と兼愛を説いた墨子、国際法の父グロティウスの生命尊重、哲学者カントが夢見た永遠平和、軍人作家ユンガーの平和論、原子爆弾を可能にした科学者ハーンの苦悩、日本史のなかの平和志向……。ノンフィクション作家の著者がキュレーターとなり、古今東西、平和実現のための数々の試みをつなぎ合わせ、現代人に求められる“平和道”を提示する。

目次

序 章 本書の目指すところ
第一章 古代のあちこちで平和を叫ぶ 非攻と兼愛を説いた墨子~セックス・ストライキで平和実現を考えたアリストパネス~イエス・キリストと非暴力の教え
第二章 剣よりも言葉を キリスト教の正戦論~イスラム教のジハード=努力~異教徒の説得を目指したラモン・リュイ
第三章 人権拡大、国際法、そして永遠平和 先住民の権利を認めたビトリア~国際法の父グロティウスの生命尊重~哲学者カントが夢見た永遠平和
第四章 戦争は“魅力的”なのか 文化的暴力」の罠~戦争を讃え続けたマリネッティ
第五章 死者たちを思えばこそ ナショナリズムとはなにか~第二インターナショナルの試み~軍人作家ユンガーの平和論
第六章 メイド・イン・ジャパンの平和志向 神話から幕末まで~内村鑑三の現代性
第七章 科学技術の戦争協力 毒ガス戦を正当化した科学者フリッツ・ハーバー~原子爆弾を可能にしたオットー・ハーン~正戦論者(?)アインシュタイン~文明人はどう生きるか
終 章 二一世紀の平和道(付録 今日から使える実践平和道三ヵ条)
あとがき
引用文献・主要参考文献
※文中敬称略

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
墨子ー非攻と兼愛 アリストパネスーセックス・ストライキ イエス・キリストー非暴力 良心的兵役拒否の源流 キリスト教の正戦論 聖アウグスティヌスと聖トマス イスラム教のジハード=努力 ラモン・リュイー異教徒の説得 ビトリアー先住民の権利を認める 誤解×誤解=相互理解? グロティウスー国際法の父 カントー永久平和 常備軍廃止 アース・シェアリング マリネッティー文化的暴力の罠 第二インターナショナル 軍人作家ユンが-の平和論 メイドインジャパンの平和志向:神話~幕末 科学技術の戦争協力 実践平和道3ヵ条2024/07/10

志村真幸

1
 本書は、「平和」のことを柔らかな口調で語った本だ。声高に戦争反対を叫んだり、平和の正しさを懇々と説いたりする内容ではない。むしろ、平和ってなんとなくいいものだな、と思わさせてくれるような「ゆるさ」がいい。  古代中国の墨子やギリシャの『女の平和』から語りはじめ、平和/戦争についてどのように考えられ、実践されてきた/されてこなかったかが明らかになる。  中心となっているのは20世紀。戦争を称揚したイタリアの未来派が批判され、内村鑑三の戦争廃止論が称揚され、原爆開発に関わった科学者の葛藤に筆が及んでいく。 2024/06/14

富士山

0
「寝転がって読める平和の本」なんて初めて見たよ。 「平和について考えよう」となると、カントみたいに、いきなり難しい所から入り、背筋を正して読む事を強制される「うひゃあ」系か、さもなきゃ使命感が過ぎて暑苦しい「正義の押し売り」または「平和の宣教師」系か、どっちかだもんなあ。 「原稿そのものの執筆期間は合わせて半年もなかったろうと思うが、内容の蓄積と熟成には二○年くらいかかっているだろう」(本書、369ページ)との事だ。 長い間、温めて来たテーマの、いわば「お蔵出し」だったんだろう 2026/04/10

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