ＴＨＩＮＫ ＦＵＴＵＲＥ 「未来」から逆算する生き方

著者名：ハル・ハーシュフィールド【著】/今井仁子【訳】/けんすう（古川健介）【解説】

東洋経済新報社（2024/09発売）

• ISBN：9784492047781

内容説明

UCLAビジネス・スクールの心理学教授が教える
「よりよい私」に集中するために今できること！

●未来の自分に思いを寄せ、計画を立てることは、人生にとって超重要
●「今の自分」と「未来の自分」との関係性が、人生の決断に大きな役割を果たす
●経済的な豊かさ、健康のへの意欲、成績アップ、精神的な充足など、得られるものは無限！
●私たちは「今の自分」が積み重なって「未来の自分」になるという事実を見落としがち
●「逆タイムトラベル」や、時間を「年単位」ではなく「日単位」で考える
● 望む未来を確実に手に入れる「コミットメント・デバイス」戦略
●目標達成のためには、一緒に進捗をチェックしてくれる人を探そう
●「払うべき犠牲」とうまくつき合うことで、未来にいい結果が得られる
●人生は「悪いことといいこと、両方を引き受ける」。ネガティブな出来事に直面しても、ポジティブな感情を見出す
●「大きなものを小さく見せる」と心理的負担が少なくなり、目標が達成しやすくなる
● でも、未来のことばかりではつまらない。現在も楽しもう

目次

本書を読む前に　「未来の自分」と仲よくなるという目からウロコの発想　けんすう（古川健介）
はじめに　あなたはこの先の人生をどう描くだろうか
ＰＡＲＴ１　旅の始まり
１　私は「ずっとこのまま」なのか
２　「未来の自分」を味方につける
３　「時間軸」を考える
ＰＡＲＴ２　人生の乱気流
４　大後悔！──乗り遅れた飛行機
５　先延ばし──不十分な旅行計画
６　勘違い──着ない服をパッキング
ＰＡＲＴ３　航路を拓く方法
７　「想像以上の未来」がやってくる
８　最後までやり遂げる簡単な方法
９　“今”を楽しむために
おわりに　「時間とお金」という人生最大かつ、有限の資源

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はふ]

私たちは大切なものであるほど忘れる。目標や目的のために頑張っていたことが、いつの間にか何のためにやっていたのかわからなくなり、やることが目的になってしまう事がある。人の脳は思考が行ったり来たりするのが普通で、やるべき事に集中できない自分を卑下する必要はない。その為の対策として、"未来"から逆算する思考が求められる。先にこうなりたい、こう在りたいを決めてしまい、そのために日常を過ごす。今現在の感情で物事を判断してしまうのではなく、常に未来を見据えて物事を選択していく事が、私たちの未来を明るくしてくれる。

2025/02/12

[vy na]

数年後、数ヶ月後の自分をそばに置いて仲良くなろうと思う。未来の自分と仲良くするという発想、面白いです。

2024/12/29

[パンダ女]

未来の自分に対しての意識が変わった。私は未来について不安でいっぱいだけど、でも現実はその不安を解消するために行動しているかというとそうではなく、面倒くさいとか、今が楽なりゃそれでいいとかでいい加減な毎日を過ごしがちだ。これを読んで、未来の自分は紛れもなく自分自身だという意識を強化でき、普段の行動も少しづつは改善していきたいと思えた。半面、お金や時間をどれだけ将来または現在のために使うか、その匙加減はどうすればいいか難しい。

2024/11/25

[菫子]

老け顔アバターで作成した自分の置いた顔を目につくところに貼ると未来の自分と対話するから貯蓄額が増えるんですって。

2025/02/16

[Ken.T]

未来の自分を徹底的に具体的にイメージすることで、なりたい姿に近づく、と言うことが手法とともによく理解できた。気づいたら自分も結構やって来ている。シニアになったときに会社や社会から必要とされているかどうか、その日の暮しに汲々とせずに不労所得により気分的にも余裕のある状態になっているか、など。 読んだ後の自分、来年の春の自分、5年後の自分、10年後の自分、体が思うように動かなくなった時の自分、、、に手紙を書いて返事を待ってみようと思います。

2024/09/16