四界物語 上

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四界物語 上

  • 著者名:黒川裕子【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 中央公論新社(2024/08発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120058226

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内容説明

陸の民アリシャーランと海の民サクォーリアン、二つの民族が反目しながらも共存する世界〈一の大陸と千の島々〉。両者の血を引く〈半端者〉と差別されながらもアリシャーランの帝国に仕える青年騎士シルッカは、初陣の夜に奇妙な生き物を拾う。サクォーリアンを毛嫌いする皇子リンゼイ・ヴォーと共に〝ファティオータ〟と名付けたその生き物の帝都移送を命じられるシルッカだが、その裏では皇子暗殺の陰謀が――。気弱な騎士と傲慢な皇子、そして大喰らいの竜の幼生。二人と一匹が世界の秘密を解き明かす、王道ファンタジー! 幕開けの上巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジジ

5
 第二界の水上集落で平和に暮らしていたシルッカ。  一つの大陸の皇太子殿下7歳の誕生日のお祝いで集落がお祝いムードのところ、トゲウオが集落を襲う。  トゲウオに集落を襲われて両親を失ったシルッカは時を経て努力のかいあって大陸の準騎士となる。  母のお伽噺で聞いていた竜。  その守り人になりたかったシルッカは、四界の大きなうねりに巻き込まれていくことになる。  という前編です。2024/09/06

黒目ソイソース

2
正確には再読なのですが、なにしろ2010年のことなので、半分くらい忘れ去っていました。主人公以外、登場人物が全員俺様かツンしかいない(笑)のと、文章から脳裏に広がる色彩の美しさだけはしっかり覚えてました。加筆修正されても、もちろん色褪せてはいませんでした。これがデビュー作なのが信じられないような、圧巻の世界観を持つファンタジー。今更だけど、シルッカは本当に優しくて強い主人公だ。ラストはしっかり覚えているのだけど、もちろん下巻も読みます。2025/04/02

屯糸本

0
主人公のシルッカ、地味め温厚で目立たないけどツッコミが冴えてる。情緒安定で語り手として得難いタイプなのでは。2025/08/03

ダイスケ

0
★★★☆☆ 2025.72025/02/22

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