創元推理文庫<br> 豪華客船オリンピック号の殺人

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創元推理文庫
豪華客船オリンピック号の殺人

  • ISBN:9784488286095

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内容説明

実は英国政府の情報員(エージエント)であるレドヴァースの依頼で、夫婦のふりをして豪華客船オリンピック号に乗りこんだジェーン。目的はドイツのスパイを捜しだすこと。ジェーンは初めての捜査(?)にやる気満々だ。そんなとき、乗客の女性が、新婚の夫が消えてしまったと騒ぎはじめた。おまけに夫の荷物まで部屋からきえてしまったのだという。船長は彼女の訴えをまともにとりあおうとしなかったが、出港するときに女性とその夫の姿を目撃していたジェーンは、彼女の主張を信じて勝手に調べはじめる。好評アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞シリーズ第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

62
★★ 疲れた。でも読み始めた本はどんな本でも最後まで読まないと気持ち悪いので頑張って読みました。シリーズ物の3作目で図書館ですぐ借りられたので読みました。でも流石に4作目はもういいや。イケメンの英国スパイと彼の恋人?ジェーンの探偵譚です。何だか2人ともそれ程魅力を感じなかったのは訳のせいなのか元々そうなのか?(原書で読む集中力も根気ももはや無いけど😅)思わず読みたくなるキャッチーなタイトルだけど、これはちょっと内容に合わない気が。原題の“Danger on the Atlantic”なら納得出来るけど。2025/10/20

タツ フカガワ

52
時代は1926年、イギリス・サウサンプトンからニューヨークへ向かう豪華客船に、戦争未亡人のジェーンと英国情報員のレドヴァースが夫婦を装って乗船。二人の任務はドイツのスパイを探し出すことだったが、出航してまもなく、乗客のなかで新婚の夫が消えたと妻が訴える騒動が起きる。ミステリーとしてはドイツ人スパイも、消えた新婚の夫も正体も途中からわかってしまう弱さはあるものの、ジェーンとレドヴァースの関係が気になってついつい読み進んでしまうトラベル・ミステリー第3弾でした。2025/03/30

星落秋風五丈原

18
段々スパイっぽくなってきた。2024/10/29

ごへいもち

13
スポンサー付きの豪華客船、ドレスも用意されて、というところが魅力なだけ、と言ってはいけないか2024/11/07

くろねこ

12
シリーズ3作目。ジェーンがレドヴァースのミッションを手伝うため、夫婦のフリをして豪華客船に乗り込み船旅をしながら紛れ込んだスパイを捜す。それだけでも面白さ確約なのに、さらにジェーンが船の上から忽然と姿を消したと訴える女性の相談に乗りますます盛り上がる。 2人の仲も進展して次作も楽しみ!2025/02/24

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