内容説明
美園藩の夏目要之助にまたまた難事件が! 今度の恋のお相手は幼馴染? 理不尽な武士の生きざまをユーモラスに描く、新シリーズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
71
シリーズ第2弾。徒目付を勤める夏目要之助。上役の小言をさらりと聞き流しながら役目を勤めてるわけですが、そうかといって彼は出来ない役人というわけでもなく、特に役目を離れると俄然張り切るといいましょうか…。ある日、幼馴染の酒の蔵元のお嬢・お清と久しぶりに出会った要之助、何と美しく成長したことか。あの鼻たれ小娘がこんなに美しく、と見惚れているとお清からある依頼が。最近江戸に送る酒が偽物に代わっているとのこと。これは是非解決せねばと仕事の合間に犯人探しを始めた要之助。あざとい商売は許しません。今回も面白く読了。2024/09/20
やま
42
美園藩藤田家の徒目付・夏目要之助は、幼馴染みの清水屋のお清から自分の家で醸造した酒「星泉」に偽酒が混ざっている可能性があり、卸先の江戸の酒問屋「常盤屋」から取引を止められて、店が潰れそうになっているので助けてほしいと頼まれ調べていくと。同業の酒造業者の松倉屋が、清水屋が出荷のために預けていた蔵から星泉百樽を盗み松倉屋の「雲海山」と混ぜて江戸の酒問屋「近江屋」へ出荷したのを常盤屋が知り怒った事が原因で有ることがわかる。松倉屋の雲海山は、星泉に較べて味が落ちているため売れず店が潰れる寸前でした。2025/12/16
ひさか
20
2024年8月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。前回と同様のノリで展開するが、主軸は、幼馴染みの商家の事件を探索する。ラスト近くまで真相がわからずヤキモキするものの、同僚の力添えで一気に解決するくだりは、作者の意図に完全に嵌まりこんでいて、たいしたものだと思わず感心。2024/12/31
蕭白
7
落ちは予想通りでしたが、十分に楽しめました。2024/09/08
数之助
3
江戸時代の市井の人たちが生き生きと描かれていて、興味深い。2025/02/04




