内容説明
はたして神は幾何学者なのか?
フィールズ賞受賞の世界的権威の数学者が、現代物理学の基盤である〈一般相対性理論〉を徹底解説。
時空のゆがみ(=重力)の働きを、宇宙の摂理として記述するのに不可欠なツールとなった幾何学とは?
謎めいた原題《The Gravity of Math》(数学の重力)にこめられたものがボディブローのように沁みてもくる好著。
本書「あとがき」で「ブラックホールに関する経験的証拠は議論の余地のないものとなっている」と、原著者の一人であるヤウ教授は断言する。いわく、かつてはSF(サイエンス・フィクション)領域の空想の産物だったブラックホールは、「いまや一般相対性理論の限界を探り、量子重力へのさまざまなアプローチの可能性を評価するための主要な実験場の一部」となっている。時空と重力、そして摩訶不思議なブラックホールに関連して「無毛定理」や「宇宙検閲官仮説」、さらには「弦理論」「11次元多様体」など、〈私たちの宇宙〉を探りつづける〈科学者たちの歩み〉を総覧することもできる本。
目次
はじめに
前奏曲~円錐の切り方は一つじゃない
第1章 落下する物体、移り変わるパラダイム
第2章 「一般」へ至る道すじ
第3章 最高傑作
第4章 特異すぎる解
第5章 その波を追いかけて
第6章 全宇宙の方程式
第7章 質量問題という問題のかたまり
第8章 「統一」への探求
後奏曲~真のミステリースポットはどこにある?
おわりに
監訳者あとがき
原註
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
64
連休だったことを幸いに主に夜中に時間を気にせず一気読みした。 「時空と重力、そして摩訶不思議なブラックホールに関連して「無毛定理」や「宇宙検閲官仮説」、さらには「弦理論」「11次元多様体」など、〈私たちの宇宙〉を探りつづける〈科学者たちの歩み〉を総覧することもできる本」。一般向けだが吾輩が読んできた中ではややハード。アインシュタインが一般相対性理論構築に至るギリギリの探求が類書の中では一番詳しく(さすが書いたのはジャーナリストで、ドキュメント風にさえ感じられる筆致で)描かれていた。2024/12/11
やいっち
35
再読の今回も殆ど理解を超えていたが、面白くて(ワクワクドキドキ)、まる一昼夜で読了。2025/03/08
やいっち
8
連休だったことを幸いに主に夜中に時間を気にせず一気読みした。 「時空と重力、そして摩訶不思議なブラックホールに関連して「無毛定理」や「宇宙検閲官仮説」、さらには「弦理論」「11次元多様体」など、〈私たちの宇宙〉を探りつづける〈科学者たちの歩み〉を総覧することもできる本」。一般向けだが吾輩が読んできた中ではややハード。アインシュタインが一般相対性理論構築に至るギリギリの探求が類書の中では一番詳しく(さすが書いたのはジャーナリストで、ドキュメント風にさえ感じられる筆致で)描かれていた。2024/12/11
やいっち
6
「時空と重力、そして摩訶不思議なブラックホールに関連して「無毛定理」や「宇宙検閲官仮説」、さらには「弦理論」「11次元多様体」など、〈私たちの宇宙〉を探りつづける〈科学者たちの歩み〉を総覧することもできる本」。一般向けだが吾輩が読んできた中ではややハード。アインシュタインが一般相対性理論構築に至るギリギリの探求が類書の中では一番詳しく(さすが書いたのはジャーナリストで、ドキュメント風にさえ感じられる筆致で…且つフィールズ賞受賞の世界的権威の数学者シン=トゥン・ヤウに監修されつつ)描かれていた。2025/03/08
薫風
5
理論物理学を学んだ人は直面したことでしょう、特殊相対性理論から一般相対性理論への拡張における、数学的難易度の飛躍。その背景にある幾何学の概念について、定性的に解説した一冊です。著者がサイエンス・コミュニケーターということで、厳密さよりも概念的な分かりやすさを重視しており、リーマン幾何学が分からない!という物理学徒が読むと参考になりそうでした。また、一般相対性理論から導出される不可思議な予測、例えばブラックホールや重力波といった存在について、幾何学がいかに研究に貢献しているかを学べる一冊でもあります。2025/07/19
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