ちくまプリマー新書<br> 公式は覚えないといけないの? ――数学が嫌いになる前に

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ちくまプリマー新書
公式は覚えないといけないの? ――数学が嫌いになる前に

  • 著者名:矢崎成俊【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2024/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480684905

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内容説明

数学は「どうして?」という学問なので、私たちは知らないうちに数学していることがある。先入観を捨てて世界を広げれば「わかる」ようになるし、客観的に論理の破綻なく世界中の人に説明できるのが数学の世界です。

目次

はじめに/序章 知らないうちに数学している/ウォーミングアップ/証明は必要か/第1章 「○○を解け」という問題に意味はない/こんがらかる/陰な形と陽な形/問題を解くとはどういうことか/数学はもう始まっている……土地の分割/陰と陽が同じこと/第2章 心が折れそうなとき、数学に救われる/半分成功、半分失敗でいい/努力は51回まででいい/「もうダメかも」のときのあと1回/第3章 なんで? 仮説/ヒトはいつからヒトになったのか/現象を数学的に理解する/学校でさまざまな教科を学ぶ理由/第4章 「公式を覚えろ」と言われました/公式はプロポーズ/チャットGPTに聞いてみた/わかるとは何か……つよしのビブン/「なんで?」は財産/結局、公式を覚えろと言われてどうするのか/第5章 思い込みを打破する方法〈逆さまに考えよう〉/コンピュータが人間に勝てない簡単な問題「タイルの敷き詰め」/コンピュータが得意なこと/コンピュータができないこと/思い込みをしていませんか/空き缶斜め立て/高校生によるピタゴラスの定理の新証明/思い込みを打破する方法〈逆さまに考えよう〉/脳内ストレッチ……楕円の切り口/世界を広げる……1点からの距離が等しい点の集まり/先入観を疑い可能性を模索する……一定の幅をもつ図形/凸図形(ちょっと横道)/最後の問題……内角の和は180度/あとがき「若さ+没頭=素敵で無敵」/謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いいちゃん07

5
「高校卒業とともに数学は不要と思っていませんか?実は我々は自然と数学を使っています。」 作中には、数式や計算などはありません。日常で「なぜか?」とい問いを持つことが重要と説いています。 タイトル回収の章では、チャットGPTに「数式覚えるのが苦痛。どうすれば?」という問答が記されています。要約すると、生成AIへ正しい質問をしないと正しい答えは得られない、ということでした。 全体的に数学の啓蒙というよりも何事にも疑問を持って当たろうということを説いている印象でした。2025/08/09

Masahiro Oono

3
10/21-10/22, 20242024/10/22

aki

2
「公式は覚えないといけないの?」というタイトルには全然答えていないように思う。読んだ中高生はがっかりするんじゃない?2025/03/16

Go Extreme

2
知らないうちに数学している:証明は必要か ○○を解けという問題≒意味はない: こんがらかる 陰な形と陽な形 問題を解くとは 土地の分割 陰と陽が同じこと 心が折れそうなとき数学に救われる: 半分成功、半分失敗でいい もうダメかものときのあと1回 なんで?仮説:現象を数学的に理解 学校で様々な科目を学ぶ理由 公式を覚えろ:公式はプロポーズ わかるとは何か なんでは財産 思い込みを打破する方法:タイルの敷き詰め 脳内ストレッチ 先入観を疑い可能性を模索 最後の問題ー内閣の和は180度 若さ+没頭=素敵で無敵2024/09/17

すい🕊️

1
数学の本というより物事の考え方について考えさせられる一冊でした。数や記号を扱うだけが数学なのでなく、その前の現象を数学モデルや方程式にあてはめていく段階から数学は始まっているそう2024/10/23

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