内容説明
優れた業績を挙げた女性科学者に贈られる「猿橋賞」。高校生・大学生や若手研究者に向けて、受賞者たちが研究者人生を語ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
12
私が初めて猿橋賞を知ったのは受賞された方のインタビューを読んだとき。巻末受賞者リストを見てもどの方だったのか思い出せない(バカ)。どなたも結婚出産との両立、そしていかに研究費を確保するかの苦労に触れられている。猿橋賞とはいわば芥川賞、その看板で前述の苦労がちょっとでも軽減されるなら、それは賞を設立した猿橋先生の本意であろう。研究現場での写真の生き生き度に、こんな画像他で見たことないな、それは女性科学者が取り上げられる機会の少なさゆえではないか、優秀な女性ほど乗り越えなくてはいけない壁が高いとは。2021/07/17
oritako
2
とっても勇気づけられた本だった!研究者の方々が自分の研究について書かれているものは、それが自分の専門外であってもとても面白い。楽しくて面白くてたまらないことが伝わるからだろうか。 女性の研究者ということで、出産や育児のライフイベントにふれられていることも多かった。産休が苦痛で、生後6週間で研究室に戻れたときに救われた、といったエピソードには共感しかない。 いくつかしおりをはさんだままにした。くじけそうになったら読み直そう。2021/11/08
skr-shower
2
パラパラと。今はどうなのか、女子校以外で女子に理系を勧める先生は少なかったような…周りの不理解を物ともせず進むにはまだまだ大変そうです。猿橋先生が居なければ、励みの賞もなかったのだ。2021/07/11
渓流
1
もう少し業績の紹介があったらと思うが、受賞記念の思いだったり、後輩女性科学者へのメッセージなら致し方ないか。2021/07/07
林芳
0
読んでまず感じたのは、どなたも親が線路をひいて導いたというのがないこと。自らの関心あることや得意なことを突き進んできています。そうでなければ、このようなある意味マイノリティのような道を歩み続けることは出来なかった訳で。2022/05/21
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