違法捜査と冤罪 捜査官!その行為は違法~

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違法捜査と冤罪 捜査官!その行為は違法~

  • 著者名:木谷明
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日本評論社(2024/08発売)
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  • ISBN:9784535525870

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内容説明

警察官、検察官の証拠隠しや捏造、嘘。それらの違法捜査を見抜かなかったことによる誤った裁判の実相を、元裁判官が明らかにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

22
違法捜査と冤罪 捜査官! その行為は違法です。。木谷 明先生の著書。証拠隠しや捏造、嘘で誤判・冤罪が起きることは絶対にあってはならないこと。証拠隠しや捏造、嘘で誤判・冤罪が起きた時には関係者は厳罰に処されるべきだし、証拠隠しや捏造、嘘を平気でするような人は人間失格。元刑事裁判官である木谷 明先生のような崇高な精神を持った人だけが捜査に携わってほしい。証拠隠しや捏造、嘘で誤判・冤罪を起こした人がいつまでも過ちを認めずに責任逃れをしているのは無責任の厚顔無恥でしかありません。2022/08/17

おおかみ

11
28のケースを例に冤罪が生まれた原因を解説。ほとんどは無罪が確定した事件で、再審請求中の日野町事件が例外的に取り上げられている。時代別に章立てしているため、戦後混乱期に続発していたことは明白である。とはいえ過去のものでは決してなく、昭和後期や平成の世にも起きていることは、現実的な問題として目を向ける必要があるのだと強く感じさせる。/まずもって捜査機関に問題があることは論を俟たないが、違法捜査を鵜呑みにする裁判所にも大きな責任があること、少なくないケースで弁護士にも問題があったことがよく理解できた。2022/01/04

おやぶたんぐ

7
著名な冤罪事件を、一般向けに簡潔な形でまとめたもの。捜査の違法性に主眼が置かれているが、裁判所の問題性にもかなり言及されている。特筆すべきは、平成以降に限っても相当な数が取り上げられていることである(無論、他にも取り上げられるべき事案が少なからずある)。冤罪など過去の問題であるという向きにこそ、是非お読みいただきたい。2022/01/10

北区のまき

4
イチケイのカラス作者激推しの本。75歳から弁護士になった著者。捜査官警官が証拠捏造し、裁判所が鵜呑みにした事件多数を教えてくれる著者の正義感あふれる本。拷問を告発した警官や、無罪を確信したが陪審員に裏切られた裁判官などもっと詳しく知りたいので、次は参考書籍を読もうと思う。警察官だから検事だから高尚などと盲信してないとこ、好き。しかし胸の痛くなる恐ろしい事実よ、、、2022/06/01

伊達者

1
第2版で読んだ。出版後著者が亡くなった。怒りに満ちた本書。一般向けではあるが法律用語が入って少し難しいが各事件を極めて簡潔かつ明快に要約して警察と検察の違法捜査と不正を明快に指摘。裁判所の弱腰とだらしなさも厳しく指摘する。最高裁調査官まで務めた著者が指摘する事例により読者は恐ろしさに慄然とする。警察ににらまれたら終わり。どれほどの人が無実のままに死刑に処せられたのかと考えると恐ろしくなる。死刑制度の廃止が必要なことを痛感させられる。今また元検察首脳の北川のあきれた犯罪が伝えられている。司法の闇は深い。2024/12/11

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