内容説明
カウンセリングは単なる問題解決の場なのだろうか。主訴とは、傾聴とは、共感とは何か。ナラティヴ・セラピーの視点から捉えなおす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
「あたりまえ」の再考―問題解決とは異なる会話 カウンセリングという場―自分の声を取り戻すこと カウンセリングの会話 カウンセラーの立つ場所―社会、文化、そして言語 カウンセリングと言葉 ストーリーとして語りを聴く―「主訴」とは何か 相手の言葉を受け取る―「傾聴」とは何か 意味をめぐる語りへ―「共感」とは何か アイデンティティをめぐる描写 カウンセリングの理論 カウンセラーを支えるご褒美 みずからの実践を振り返る2021/11/02
村岡 康裕
1
無条件に受け入れがちな「前提」に、社会構成主義的なアプローチで「ホントにそうだろうか」と問いながら向き合う姿勢に、引き込まれていった。行動の前提を問うダブルループ学習とのつながりを感じる。 平易な表現で読みやすく、ともすれば読み流してしまうけれど、とても深い内容! ワークショップの端々で語られていた著者の想いが、ぎゅっと詰まっている感じがした。 サブタイトルの「『あたりまえ』を再考する」という姿勢は、カウンセリングだけでなく、人生全般に必要なとても大切なことだと強く思う。 何度も繰り返して読みたい一冊!2021/11/13
わくい
1
技法としてではなく、ひとつの視点としてナラティヴを例に出して、カウンセリングについて考察されている本。これまでにあまりない入門書であり、とても分かりやすい。2021/07/24
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