内容説明
当事者が、マンガで自分の病気を正しく理解することができる画期的テキスト! ベストセラー「わが家の母はビョーキです」の中村ユキが、自分の母親のような当事者にも読めるものを! との想いで書き下ろしたコミックエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
49
統合失調症っていうなかなかわかりにくい病気に関して、発症までの経緯や症状、病院に関する事やその後の事など、全体的な事をマンガですごくわかりやすく書いてくれてる。幻聴や幻覚とか、文にしてみるとなかなか暗いイメージの言葉も、かわいい絵のおかげで、受け止めやすい。「統合失調症ってなんだろう?」の始まりとして、すごくいい本。☆3
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
31
100人に1人の割合でいる統合失調症。発症は10代から20代が殆どの様です。こういう精神的な病気に対する知識を深めたい。 2017/01/10
かいちゃん
23
こういった入門書を漫画で描いているところの意義は大きいと思う。トーシツの人にはよくあうけど、対処方法なども専門医学書には書いてないことも含んでいた2024/04/22
災害大嫌い美少女・寺
16
これまたためになった。漫画にして下さって有難うである。統合失調症(旧・精神分裂病)は百人に一人がかかるという、実はありふれた病気であるというのがまず啓蒙される。この病気の症状はつくづく恐怖である。こういう漫画に教えてもらえると、この病気の人に少しでも優しい気持ちを持てる。みんな一度で良いから是非必読、と思う。私の無知の闇は、この本に少し照らされた。2012/11/24
ハル
10
インフルで休み中だったので母の病気の勉強として読んだ。 漫画で読みやすい。家族の対応編も読んでよりしっかりとした対応を身に着けたい。 子どもの頃にこういう本に触れていたら、母をもう少し楽にしてあげられたのだろうか。2024/12/22