内容説明
日本が終戦を迎えたあの日。法学者・法律家たちは何を思ったのか。戦時下の学者と学問の有り様を記録したエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Praesumptio cedit veritati
1
法律家・法曹実務家が1945年の終戦時を振り返るエッセイ集と、現代の視点から分析を加える4本の解説から成る。各エッセイが挿話として興味を惹く。解説も興味深い指摘を随所でしていて、興味深い。解説の指摘のとおり、終戦が各執筆者に与えた影響は、世代や置かれていた立場により異なるように読める。特に司法官だった者は淡々と受け止めつつ業務を継続し、学生だった者には転換点だと受け止めた。解説における、天皇制について「外地」の官立大学から戻った研究者たちによって独自性のある研究が生まれたという指摘は興味を惹く。2022/02/14
深窓
0
法学者・法律家が1945年の終戦を振り返ったエッセー集。加えて編者の解説が付されている。解説を読む限りでは、ドイツと同じく日本でも司法での公職追放は徹底されなかったようだ。帝国憲法から日本国憲法への転換が司法官の連続性をいかに悩ませたかという問題が解説されていた。2022/01/26
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