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内容説明
ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担い、天皇家にも絶大な影響力を誇っていた東海地方の豪族、尾張氏。古代史における重要人物にもかかわらず、その正体を知る者はほとんどいない。なぜなら、尾張氏は最古の歴史書『日本書紀』から消されたからだ――。『日本書紀』は不正確な記述が多いとされているが、考古学が発展した今、『日本書紀』の記述では説明がつかなかった「古代史の謎」の多くが、解明されつつある。それでも、尾張氏の存在は謎に包まれたままだ。もしも、尾張氏の正体と謎めく行動の真意が明らかになれば、古代史の謎はほぼ解けたも同然。本書は、そんな古代史の謎を解く「最後のピース」である尾張氏の実像に迫ることで、正史として残されなかった歴史の可能性を模索する。いったい、尾張氏とは何者で、本当は何をしてきたのか? 時の権力者が『日本書紀』から消したかった、不都合な真実とは? 歴史のミッシングリンクがつながる時、教科書では知ることのできなかった「もう一つの古代史」が浮かび上がってくる――。ヤマト建国、壬申の乱といった歴史の転換点で重要な役割を担いながら、歴史書『日本書紀』から消された東海地方の豪族・尾張氏。尾張氏とは何者で、本当は何をしてきたのか? 時の権力者が『日本書紀』から消したかった、不都合な真実とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木拓
19
残された痕跡から過去を紡ぐことは、未来を想像することと同じように楽しいことだ。日本書紀や古事記、あるいは大陸に残された記録、遺跡や出土品、それらを手がかりに人間の社会を、ひいては私たちのルーツを思い描く。邪馬台国、ヤマト政権と、集権化がすすんでいく中、歴史から葬り去られた者たちもたくさんあったことだろう。しかし、この本にある尾張氏のように、後の世で評価が変わる者たちもいる。本当のことはわからないが、押し付けられた歴史をただ信じるなかれ、ということだろう。関連本をもっと読もう。2026/01/05
fseigojp
8
尾張はナガスネヒコー景行、物部はニギハヤヒー崇神、神武と応神は同時代で九州の南と北からやってきた 関史観の完成か 継体と蘇我、葛城はのこっているが。。。。葛城は神武や応神に協力したはず2024/08/12
ohion
6
古代日本で東海地方で栄えた尾張氏は建国に大きく携わったとのお話。著者の推論が論ぜられるわけだが、なかなか頭に入ってこなかった。日本書記、黎明期の系譜に関する知識不足か。 前に読んだアマテラスの正体のほうが読みやすく整理されてた気がする。2025/09/16
みのくま
4
本書は、日本書紀は持統帝と藤原不比等が自身の正統性を主張する為に作られた歴史書であり、古事記はその日本書紀に対するアンチテーゼになっているという。他にも本書はかなり突っ込んだ仮説が語られており少々驚いた。ヤマト王権の創立時や邪馬台国は想像力を逞しくさせる魅力がありロマンに溢れているのは分かるが、さすがに説得力に欠けるのではないか。本書のような内容にありがちなのは、自身の主張に都合が良い史料のみを繋ぎ合わせて使ってしまう事であろう。面白い仮説は沢山あるのだが、そこにある程度の説得力を付与する難しさを痛感した2024/10/24
hiyu
3
論ずるあかなか安定せず、なおかつちょっと推測の域を出ないような印象。冒頭を読むに結構楽しみにしていたのだが。2024/12/11
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