内容説明
テロ組織に拉致され生還した加世田議員の人気が高まっていた。彼がスサノウこと武神私塾の一員だと知る滝沢たちが焦りを募らせるなか、与党の長老議員石岡が「秀和」に接触、共闘をもちかけてくる。「秘書」として石岡と行動を共にすることになった滝沢と冴香は、加世田、さらには黒幕の武神暉一とも対峙する。一方、ネット上で奇妙な噂が拡散していた。「11月15日午後8時 渋谷スクランブル交差点 見逃すな」武神私塾による扇動なのか? 秀和の面々は出所を必死で探る。そして、運命の11月15日当日を迎える――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
84
1巻目、2巻目を読んだときほどの衝撃は受けませんでした。もう少し、大きな動きがあると思いきや合う程度予測がつく感じでまあ順当な終わり方を考えたのでしょう。このそっしきを動かしている警察庁の幹部も世間の動きと同様に権力争いの手段としているのでしょう。もう少し続いてもらって枠を飛び出した話を期待していました。2024/08/10
陽ちゃん
10
シリーズ最終巻。滝沢たち「秀和」対スサノウこと武神私塾の対立というか、秀和が武神私塾の計画を阻止しようとする中で、今回新たに登場した、秀和設立メンバーの一人で大物政治家石岡議員の存在が中々大きかったように思います。最終的に武神私塾の主要メンバーは倒した秀和ですが、あらゆる組織に食い込んだ潜入者たちが、これからも何食わぬ顔をして過ごす、ということは、いずれ又…考えたくはないですけど、ね。秀和メンバーには戦い抜きで集ってもらいたいなぁ。2024/09/03
えつ
8
え、ねぇ、これ本当にシリーズ最終巻なの?!こんな終わり方あります???モヤモヤが残る終わり方だったと思う。あと、前作までのドキドキハラハラ感もなくて、え、もうすぐ終わっちゃうけど、どうなるの?!と思いながら終わった。ただただ翔太のことだけは…ね。2024/11/21
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