マンガ森の彷徨(さまよ)いかた 批評理論で名作を楽しむ

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マンガ森の彷徨(さまよ)いかた 批評理論で名作を楽しむ

  • 著者名:小池陽慈【著】
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • 三省堂(2024/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784385361697

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内容説明

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「批評理論」を学ぶと、マンガはもっと面白い。
●マンガを愛する現代文講師・小池陽慈が、『現代評論キーワード講義』(2023年・三省堂)に引き続きなじみやすい講義調の語り口で解説を展開。
「批評理論」の基本となるキーワードに隠された、名作マンガをもっと楽しむためのヒントとは?

●こんな方におすすめ
・マンガや読書が大好き
・「学び直し」に関心がある
・本を読むための力をつけたい
・現代社会をより深く見る/知る力をつけたい

●掲載作品(掲載順)
・松本大洋『Sunny』(小学館)
・泉光『図書館の大魔術師』(講談社)
・鳥取砂丘『世界は終わっても生きるって楽しい』(オーバーラップ)
・日々曜『スカライティ』(小学館)
・渡辺アカ『擬態人A』(秋田書店)
・おかざき真里『阿・吽』(小学館)
・ヤマシタトモコ『違国日記』(祥伝社)
・山田鐘人/アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館)
・山下和美『ランド』(講談社)
・大童澄瞳『映像研には手を出すな!』(小学館)
・岩明均『寄生獣』(講談社)
・水木しげる『総員玉砕せよ!』(講談社)
・田素弘『紛争でしたら八田まで』(講談社)
・野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社)
・クロマツテツロウ『ベー革』(小学館)
・坂月さかな『星旅少年』(パイ インターナショナル)
・竹宮惠子『地球へ・・・』(スクウェア・エニックス)
・永田礼路『螺旋じかけの海』(個人出版)
・ヨンチャン/竹村優作『リエゾンーこどものこころ診療所ー』(講談社)
・水谷緑『こころのナース夜野さん』(小学館)
・岡田索雲「追燈」(『ようきなやつら』所収、双葉社)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

26
漫画批評の一冊。漫画ってわたしはそんな堅苦しく読むものじゃないよね?この絵が好き、この人が好き、この作者ならなんでも読む、一点突破な方が強いと思う。多様性の時代だし、おおっぴらにいろんな愛の形が読めて幅が広がる。漫画も小説も然り、時代という鏡に映ったベストセラー、不変のベストセラーには理由がないとは思わないけどすべてはこの時代、追えないんだ。紙以外の発表の場が増えて、Twitterとかにもすごい神が棲息する。わたしはわたしのペースで向き合うが、「葬送のフローレン」はやはり読みたいな。始まりが好きなんだ。2024/09/26

小説大好き

1
本著には読んで良かったと思える点と、ここはちょっと……と思える点があります。批評理論の軽いおさらいとしては簡潔に纏まっていて読みやすかったです。記号論や現象学から解説していくのは批評理論書のセオリーですが、ここまで専門用語を省いて説明できるんですね。そしてそれこそが良くないと思う点に繋がるのですが、例えば『葬送のフリーレン』のテクスト分析を行うパート、ニュークリティシズムへの言及がないので初学者には何が何やらでは? そして何より、本著の内容は「文学理論の流用」でありマンガ独自の方法論ではない点に注意です。2025/03/09

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