内容説明
虎や龍、牡丹などの派手な着物を身にまとう謎の浪人・徳川京四郎。
剣を遣わせれば天下無敵の腕前、女読売屋の松子を相棒に難事件を次々と解決して、いまや庶民のあいだでたいそうな評判となっていた。そんな京四郎、じつはとんでもない秘密があった……。
なにを隠そうこの男、徳川家の血を引いており、現将軍・吉宗からの出世栄達の誘いを断って市井にくだった、まこと変わり者の若さまなのである。
妖刀村正を振りかざし、悪党を成敗していく京四郎であるが、ひょんなことから、いかにも金まみれの詐欺集団とかかわることとなる。
庶民を騙してなけなしの金を奪う許せぬ悪党を、正義の刃でぶっ叩き斬る！ 痛快時代小説・シリーズ第五弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentarou Takeuchi
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短編１話目で謎を残したので、各話で少しずつ大きな謎が解けるのかと思いきや、それは最終話まで出てこなかった。おまけに全て台詞で語る謎解き。息抜き本とはいえちょっとガッカリだ。2025/03/11
