内容説明
新自由主義は勝利したのか? マルクス主義の失墜を受けとめつつも、なおも残る有効な洞察を探索し、段階論としての現代社会論を総括、未来の社会科学の展望を開く野心作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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東條由紀彦の市民社会論の検討: 段階論という思考 市民社会の歴史家東條由紀彦 近代観の転換 中西洋の擬装された市民社会論 疎外論再考 労働力というフィクション 近代から現代へ 公共性の構造転換再考 再び市民社会とは何か? 斜めから見る日本のポストモダン教育学: 森重雄―批判的教育社会学の退却 佐々木輝雄―職業教育という辺境から 教育のポストモダンとは 世紀転換期日本の教育と労働市場 職業教育・能力開発と労働市場 市民社会論の復権: 効率性のバランスシート以後 資本主義と格差 市民社会の復権 市民社会と都市2024/08/20