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内容説明
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建替え or 長寿命化――どうする!? 老朽化マンション
新制度やDXで変わる、マンション管理組合の新しい取り組み
築40年を超える老朽化マンションは2022年末に125.7万戸に増え、国内の分譲マンションのストック総数の約18%に達しました。こういったマンションに暮らす住人の約半数は60歳以上の高齢者世帯で、管理組合は建物と住人の「2つの老い」の課題を抱えています。
老朽化マンションの多くは旧耐震基準で建てられた物件で、大規模地震が発生した際に倒壊や損壊の危険があります。ただ、建替えは住人の合意形成が難しく、これまでに実施した物件数は282件、約2.3万戸にとどまります。この問題を解決するため、政府は区分所有法の改正を検討し、建替えに必要な決議を引き下げる見込みで、実現すれば、老朽化マンションの建替えが加速すると期待されています。
2つの老いに加えて、近年は共働き世帯が増えて役員のなり手が不足し、管理組合の活動が困難になるケースも。その解決策の1つがデジタル技術です。オンライン上で総会を開催したり、共用施設の予約をスマホのアプリで完結したりするなど、デジタル技術を導入して生産性を高める管理組合が増えています。また、組合の運営を管理会社に一任する外部管理者方式を導入し、理事会の負担を軽減する組合も増加しています。
本書では、快適な住環境を維持するためのマンションの建替え・修繕のノウハウと、管理組合の先進的な運営方法や最新の法制度について解説しています。
目次
●巻頭特集
進化するマンション管理
建替え or 長寿命化 今後の見通し
●Part1 時代とともに変わるマンション管理
●Part2 老朽化マンションを再生する建替え
●Part3 建替え事例にみるマンション再生への道
●Part4 築年数別に考える建物・設備の修繕ポイント
●Part5 長期修繕計画の立て方と大規模修繕の進め方
●Part6 マンションに必要な防災対策・危機管理体制
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