光文社文庫<br> ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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光文社文庫
ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

  • 著者名:近藤史恵【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 特価 ¥423(本体¥385)
  • 光文社(2024/08発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334746100

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内容説明

吉原に幽霊が出るという噂がたった。幽霊が出た後には必ず縮緬細工のほおずきが落ちているという。騒動のさなか、幽霊が目撃された茶屋の主人と女将が殺された。下手人は幽霊なのか。女性が苦手な“二枚目同心”玉島千蔭は「じゃじゃうま娘」との縁談話に悩む傍ら、事件の解決に乗り出すが……。『巴之丞鹿の子』に続く「猿若町捕物帳」シリーズ待望の第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

114
猿若町捕物帳その2。縁談はそっちですか。あと幽霊の動機もえ~最悪な人だった。2017/10/15

へロム

98
面白い。一冊目の「巴之氶鹿の子」は登場人物の個性で面白かったのですが、二冊目のこの本はストーリーもさらに面白くなっていた。玉島千蔭同心のお見合いと幽霊騒動の謎解きの同時進行で話が進み続きが気になり引き込まれます。次は「にわか大根」、今日借りてきました。楽しみです。【図書館本】2014/07/13

藤枝梅安

83
同心・玉島千蔭シリーズ2作目。「お玉」という女性と、叶屋という茶屋にまつわるストーリー。仕事とはいえ吉原に足を運ぶ千蔭。苦界に生きる女性たちの境遇が透けて見えてくる。この事件でも巴之丞の協力を得て、解決に向かう。「白髪の夜鷹」の正体は途中で何となくわかってしまう。が「狼娘」・お駒の言動は最後までわからずじまい。千蔭の父・千次郎は「剣客商売」の秋山小兵衛を思い出させる。とだけ書いておこう(これでもネタバレ?)2010/11/15

財布にジャック

78
1作目の「巴之丞鹿の子」よりずっと話に入って行き易かったです。お馴染みの登場人物にホッとしていたら、お駒ちゃんのようなビックリな新キャラが加わって、文字通り振り回されました。まわりがぶっ飛んでる人揃いの中で、千蔭の慎重で生真面目な性質がより際立って、だんだん魅力的に思えてきました。お玉の視点で語られるところは、かなり切ない気持ちにさせられましたが、読後感は悪くないです。2011/08/05

ねむねむあくび♪

76
吉原での殺人事件に挑む同心、玉島千蔭が主人公のシリーズ2作目。だが、これ単独で充分面白い!本作は、主人公の同心よりも、吉原の登場人物たちが凄みがあって魅力的。恋に狂う女、罪作りな男、過酷な試練を経て、壮絶な地獄の後に立つ女の凄みにはうっとり…(*´ω`*)堪能しました!!2017/08/14

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