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内容説明
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人の「思い」が ロボットに「命」を与える
人工知能が人間に幸せをもたらす。その可能性を、技術者たちは追い求める。
ロボット犬「アイボ」の修理に取り組む技術者たちの姿を通して、使い捨ての時代に物を受けつぐ、人々の心を見つめる。
メーカーが修理サービスを終了したロボット犬アイボ。感情と意思があり家族同様に人と過ごしてきたアイボにとってそれは死を意味した。オーナーや技術者達がロボットに魂を吹き込み、命を繋いでいく様子を追う感動のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
5
壊れたアイボを治す技術者の奮闘。オーナーたちは本物の犬のようにアイボをかわいがり、壊れても機械のように割り切れない。アイボの部品を「献体」し、「葬儀」まで行われたのはニュースで見ていた。「ロボットにも心があるというのは、ロボットにも心があるんだと思う人間の『心』なんです」 話は日本人らしい美談でもあるが、AIが普及していく中で、ロボットと人間の関係についても考えさせられた。ペッパーやロボホンを迎え入れた人たちは、その最後の時、どうするのだろう。2016/07/01
西澤 隆
4
生き物の形をしたものには必ずなにかが宿る。「人は死ねばゴミになる」という本もあったけれど、残されたひとがその「ゴミ」に思い入れや畏れなどいろんな気持ちを持っていれば、それこそが魂と呼ばれるべきものなのかも。僕自身はaiboの仕草や形には愛着を感じない人間だけれど「とても手に馴染んだ道具」に対しての愛の延長線上で想像しました。大切な万年筆や時計のように、たとえばPCを使い続けることは難しい。それと似ているところがあるんだろうな、と。児童書としてのこの本が「物への愛着」という意味でもこどもに伝わりますように。2016/10/02
うさぎ
4
キャッチコピーは「ソニー製ではない、ソニー生まれである」だった。単なる機械ではなくAIが搭載されたAIBOは、飼い主の接し方の違いで個性が生まれ、様々な性格に成長する。日本では万物に魂が宿る。外国人には奇妙に映るだろうか、針塚や筆塚も存在する。AIBOにも当然、魂が宿る。確かな一つの命である。しかし、命があるものには必ず死が訪れる。今は全国から「献体」が集まるが、それにも限りがある。直せば動くロボットは、まだ死の線引きが曖昧で、それ故の苦悩もあるようだ。何をもって死と見なすのか?飼い主は切実だ。2016/06/30
読書国の仮住まい
3
ソニー製ではない、ソニー生まれのロボット犬AIBO。 いくつかのシリーズを経て販売終了、さらに修理を請け負うクリニックサービスも閉院。 飼い主が頼みとする当ては株式会社ア・ファン。 元ソニーの社員であった人が立ち上げた会社である。 ない部品は製作したり、『献体』してもらったAIBOから頂いたり。 そのAIBOの、AIBOによる、AIBOのためのAIBO葬も行われた。 もちろん和尚と小坊主もAIBO。 読経に合わせて踊り出すAIBO。 ア・ファンが目指す先は民間開発によるAIBOⅡ。 あ、次世代出てんのね。2025/03/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
3
29年度6年生ブックトーク授業2017/07/18




