内容説明
「神経発達症の子どもたち」はどう育っていくのか。「発達精神医学」の視点から、30年以上にわたる著者の実践をもとに生み出された、真に役に立つ臨床知見を公開。好評を博した初版を、全編にわたって大幅改訂。
目次
第1部 発達精神医学の基礎(「児童精神医学」から「発達精神医学」へ;子どもの行動観察のポイント;自閉スペクトラム症の視点からみた精神疾患・精神障害の概念の再検討―「パラレルワールド」の精神医学の必要性― ほか)
第2部 神経発達症の臨床と研究(自閉症におけるスペクトラム―診断概念の変遷と分類の課題―;自閉スペクトラム症のコミュニティケアと臨床研究;早期の症候と経過から注意欠如多動症(ADHD)の臨床的意義を考える ほか)
第3部 治療・支援(発達精神医学における心理社会的治療の基本―「何とか療法」以前にやるべきこと―;神経発達症の乳幼児期における親支援―気づきから診断の告知まで―;「つなぎ」の視点からみた神経発達症の支援 ほか)
著者等紹介
本田秀夫[ホンダヒデオ]
1988年3月東京大学医学部医学科卒業。2024年4月より長野県発達障がい情報・支援センター長を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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