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内容説明
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ベストセラー『書いてはいけない』の第3章にもある「日航123便はなぜ墜落したのか」という疑惑について森永卓郎氏の視点でマンガ化。8月の慰霊式前にもう一度考えたい「真実」と日本のマスメディアの問題点をあぶり出します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
36
戦後暫くバブル期前までは、確かに日本は独立国であった。世界第二位の経済大国。外圧には抵抗し、外資の息のかかった政商が蔓延ることもなく、政策は国益を守るために決められていた。変わり果ててしまった今。分岐点となる80年代に何があったのだろう?…123便墜落事故。その41日後のプラザ合意。一方的に要求を呑むだけの日本が始まる。国防への思いが強かった当時の総理。地方を切り捨てる国鉄分割民営化、311事故に導いた原子力推進、経済を疲弊させる消費税の原型となる売上税。保守とは何だろう?少なくとも国を壊すことではない。2024/09/07
Tomomi Yazaki
17
本書は「書いてはいけない」を更に分かりやすく漫画を交えて解説している。衝撃的だったのは、発見日の前日の写真として旭グラフに墜落写真が掲載されていたこと。そんな事実を突きつけられると陰謀論で片付けるには、謎と疑問と矛盾が余りにも多すぎる。その解明を避ける政府、ボイスレコーダーを開示しない日航、そしてその隠蔽を正当化する裁判所。悔やまれるのは中曾根康弘が首相だったこと。前科の無い総理だったら確実に救われていた多くの命。そして驚くべきことに、この内容は20年前に飛鳥昭雄が書いていたものと全く同じであった。2024/08/19
マイケル
13
青山透子著書で指摘の日航123便墜落に関する疑問点の数々。衝撃前の機内から外を撮影した写真に映るオレンジ色の謎の飛行物体、墜落現場特定の遅れ、ファントム戦闘機目撃情報、異常外力、粉々の第4エンジン、異臭、炭化した遺体などから推論した結果、浮かび上がる衝撃の証拠隠滅真相(※陰謀説?)を基にマンガで表現。米軍横田基地への緊急着陸はなぜ出来なかったのか。最後の「密約の代償」として、「アメリカの言いなり」となった経済政策部分の説明は経済アナリスト森永卓郎氏の得意分野で、実際その通りに進んだ日本経済。2024/10/27
えすてい
12
毎年8月になると「日航機陰謀論」とそれを打ち消そうとする論調が飛び交うが、本書は「書いてはいけない」のうち日航機123便墜落事故のページだけを拾い上げて「日本がなぜバブル崩壊して失われた30年及び対米従属の辛酸をなめ続けなければならないのか」の原因は事故で日米両政府・JAL・ボーイング・自衛隊と米軍ともに「絶対に隠さなければならないまずいこと」があるという。ウィキペディアやピクシブ百科事典等でも「陰謀論」への反駁はあるが、著者が実地調査や直接取材した痕跡はなくただ某元JAL社員の「引用」に留まる。→2024/08/16
ひよこ
9
真実でないことを祈る2024/12/10