ユーラシア大陸興亡史 - ヨーロッパと中国の四〇〇〇年

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ユーラシア大陸興亡史 - ヨーロッパと中国の四〇〇〇年

  • 著者名:玉木俊明
  • 価格 ¥2,772(本体¥2,520)
  • 平凡社(2024/07発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582441222

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内容説明

ユーラシア大陸4000年の興亡史をひもときながら、「ヨーロッパ」と「中国」の対比からその歴史と未来をダイナミックに読み解く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

11
歴史の教科書の復習というよりは。もっと高所から見下ろした俯瞰的な歴史で、非常に分かり易く興味深く読む事が出来ました。超特急でおさらいする歴史でしたが、著者の論点は15,6世紀以前は世界的に文化・経済でトップにいたのは中国、一方ヨーロッパ地区は高緯度で農産物も乏しく、豊かでは無かったと…海外進出が始まり植民地化により膨大な富を築く事が出来たことが逆転に繋がったと…また、盛んに戦費を賄う「国債」の発行、そして平時の謝金の返済というシステムが中国にあればまた違った世界になっていたかもという仮定も興味深かった…2024/12/17

kentake

1
ユーラシア大陸の東西に位置する中国とヨーロッパについて、同じ時代の両地域を対比しつつ、文明の形成期から現代に至るまでの歴史の流れを概観した内容。 現代の文明社会はユーロッパを中心に発展してきたと言えるが、ヨーロッパで産業革命が起こるまでは、一貫して中国の文明の方がヨーロッパを上回っていた点がよく分かる。漢の時代の中国の財政政策は当時の世界最先端にあり、仮に漢が「国債」のシステムを取り入れていたら、18世紀のイギリスの経済政策と比べても遜色ないものであったというのは驚きである。2025/01/27

かばん

0
中国が海洋国家になろうとしてる理由がわかった2025/03/21

まつもと

0
ヨーロッパと中国の経済的パワーバランスを俯瞰した本。 長く国力に勝る中国が、海洋貿易と産業革命で欧州に逆転された経緯がよく分かる。 また、時代が下るにつれて(電信とインターネットの登場で)世界の流れが加速していく様子を感じられる。 面白かった。2024/12/17

Teo

0
装丁が立派だったので中身も期待したのだがとんだ期待外れだった。全体の2/3にあたる第7章迄は高校の世界史の教科書を読み直してる内容だった。その後も「万暦十五年」「リオリエント」みたいな転機を考察する内容としては弱い。第8章以降だけを掘り下げた物にして欲しかった。2024/07/29

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