内容説明
ゲーム化された原作のファンタジー小説、『聖なる勇者アイリス』。男はある日、作中で最強のラスボス、帝国の第三皇子・ユーグラムに転生していた。主人公である敵国の王女・アイリスに殺される運命を回避するため、ユーグラムは彼女がいる王国への亡命を決意する！ そして遂に、アイリスと邂逅を果たした。だが、期待していた贅沢三昧の王国ライフ☆は始まらず…。アイリスの剣術指南や護衛をしたり、デートをしたり、ロリ暗殺者のパパになったりで毎日大変！ 生まれ持った《魔核》による絶対防御《魔力障壁》で周囲を圧倒していくが…!? 「――俺はまあ、最強だから」 敵国に寝返ったラスボスと清楚可憐な主人公（暴力系？）の、イチャラブ＆チートライフ、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
12
★ 俺はある日、ゲーム化された原作のファンタジー小説で最強のラスボスとして登場するユーグラムに転生してしまう。生まれ持った〈魔核〉による膨大な魔力量と、絶対防御である〈魔力障壁〉を兼ね備えた俺は、原作最強のキャラクターでありながら最期には主人公である敵国の王女･アイリスによって倒される運命が待ち受ける。折角なら贅沢三昧をして過ごそうと王国へ亡命するも、何故か期待していたスローライフは全く始まらなくて… 完全にnot for me作品。理由は大きくわけて3つありました。一つ目はヒロインが主人公へ恋心を→2025/05/16
真白優樹
10
ゲームかもされたファンタジー小説のラスボスの皇子に転生し、生き残るために亡命した王国で主人公である勇者に出会い始まる物語。―――自由気ままに生きる為、邪魔するものはぶっ飛ばす。 割と素直で年頃っぽい勇者の姿に面食らったりしつつ、指南役となって鍛えたり、暗殺者の少女の父親になったり。敵国で自由に生きていく物語であり、割と会話劇的な側面もあってくすりと笑える面白さのある物語である。少しずつ歪み始める物語、現状の最大戦力は己の力のみ。果たしてこの先、生き残ることは出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/07/28
山のトンネル
7
ボーイミーツガールが軽すぎる。ラスボスとして殺される運命にある帝国第三皇子として目を覚ました主人公は、未来の死亡フラグを回避するため、帝国を離れて王国に亡命することを決意する。深夜？目覚めてすぐに決断、即行動に移し、道中で王国の王女アイリスと出会う。そのま亡命の話がとんとん拍子で進み、王国の中で暮らすことが許される。ここまでが物語の始まりであるからか主人公にとって障害となるものが全くない。また、この時点でアイリスは主人公に惚れかけているような描写があるなど、ヒロインがチョロすぎる。2024/08/29
はじめまこと
4
主人公は好き 1巻終わったくらいで酷い死に方してヒロインのトラウマになって欲しい() 暗躍パートは良いんだがラブコメ部分が薄いので圧縮するなり密度上げるなりして欲しいというのが本音 暗躍パートは普通に上手いんだからそこ盛れよ2024/08/26
