江戸酒おとこ - 小次郎酒造録

個数:1
紙書籍版価格
¥957
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

江戸酒おとこ - 小次郎酒造録

  • 著者名:吉村喜彦
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2024/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569904085

ファイル: /

内容説明

灘の酒蔵から、訳あって江戸の酒蔵・山屋に修業に出された小次郎は、着いて早々に意気投合した浪人・龍之介とともに働きはじめる。ところが山屋は不注意から酒を腐らせてしまい、杜氏や蔵人たちが離反、江戸っ子からの信用も失った。再建を託された小次郎は、龍之介とともに新たな仲間を探し、斬新な酒造りで乾坤一擲の大勝負に挑む! 時同じくして、生き別れた妻が江戸にいることを知った龍之介は……。文庫書き下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うにだ

5
分かりやすいシンプルな物語で、展開もテンポよく楽しく拝読した。もう少し掘り下げてほしいところも多々あり、少々物足りない感は否めないが。これは続編が出てほしいがどうなんだろう。2025/01/11

spike

3
酒造りのことを少しわかってると俄然面白い本。登場人物は皆創作ですが、豊島屋の白酒は実際にあったものだし口上もリアル。その辺りも小説の解像度を上げて良い感じにしていると思う。2025/05/11

black&blue

3
酒をめぐる人々の出会いと冒険を描いてきた著者が、初めて描いた長編時代小説だが、爽やかで後味の良いスパークリングの日本酒を飲んだあとのような読後感。時代小説はオヤジのもの、といままで手を出さなかった若者や女性にもおすすめ。サブタイトルの「小次郎酒造録」春の卷、といったところか。桜の季節によく似合う。表紙のイメージも内容にぴったり。これに続けて、夏の卷・秋の卷・冬の卷と続けて読みたい。冬の卷には燗酒をとりあげていただきたい。ねぎま鍋で一杯かな。続編をお待ちしています。2024/09/12

rincororin09

2
オーディオブックで。時代劇のかたちを借りた日本酒造りの入門書っていう感じ。今の醸造法は江戸時代には確立していたということなので、それなりのリアリティもあるのかも。美味い酒が飲みたくなる本。2025/04/17

スピカ

2
時代劇を見ているような感じでテンポよく読みやすかった。サントリーの宣伝部で勤務していたということで、お酒にまつわる小説を書いている作家さんだけあってさまざまなお酒の知識と思い入れは深そう。江戸にも多くの造り酒屋があったことや、それでも関西の下り酒の方が人気が高かったといった、江戸のお酒事情も知ることができた。2024/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22045985
  • ご注意事項

最近チェックした商品