HARTA COMIX 虎は龍をまだ喰べない。肆

著者名：一七八ハチ【著者】

KADOKAWA（2024/07発売）

• ISBN：9784047379466

内容説明

幼い姿の雄龍・碧童（へきどう）は、美しき雌虎・白麗（はくれい）と旅をしていた。
碧童が自らの生みの母・深翠（しんすい）に連れ去られるまでは――。

龍という絶滅寸前の種を護るため、碧童に子作りを求める深翠。
白麗の存在を盾に取られ、碧童が下す決断とは？

龍、虎、豹、鷹。寿命の異なる生きものたちの旅は、西へ、西へ。
美麗な線画と他に類を見ない世界観で多くの読者を虜にしている異類ファンタジー旅譚。
第４巻では、大迫力のキャラクターたちがぞくぞく登場！
大好評描き下ろしおまけもたっぷり収録です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[歩月るな]

百獣大行進。種族が違い目的も意志もバラバラな連中が勢ぞろいしつつ、襲撃者から龍を守る形になる少年漫画の王道展開のようなものを見せられ熱い熱い。獣の戯れを見ていると思うばかりで、擬人化は「わかりやすさ」の表現の一つに過ぎないという手ごたえもある。獣のままでさえこんなにも表情豊かであるからだ。ネームドキャラはそう簡単には逝かないのかもしれない、という安心感が急にやってきたりしつつ。あのやり取りがあってからの、最後に名づけに触れる挿話が来るのは、切なくてしんどうございます。

2024/12/13

[へ～ジック]

やってる事がヤバすぎて、絵面がかえって大人しくなるという。今回は珍しく爽やか路線。求め合い、再会する二人…。長寿と秘密が手に入ることを願う。

2025/06/19

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

本編でやってることはエグいけどママ活は笑ってしまった。

2024/07/15

[日向]

★★★☆☆

2024/08/04