内容説明
自分の「弱さ」と「強さ」に後ろめたさを抱く男女の"守りバトル"、その結末は?芸能界でも活躍中の新鋭作家・長井短の傑作小説集! 映画現場の「見えない存在」を描く「存在よ!」併録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yasuyuki suzuki
8
まるで舞台演劇の脚本を読んでいる感覚におちいってしまいました。骨折を4回もしてしまった設定が奇想天外でラストの驚愕の結末は本当にびっくりしました。幽霊役のエクストラのキヌの役者魂に魅せられました。本物の幽霊が見えたのか?鬼気迫る進行に読む手が止まらず一気読みでした。あなたも読んでこの不思議物語を堪能して下さい。2024/07/18
海星梨
7
読める。けど、微妙。2025/01/10
しきぶ
6
オーディブル視聴。このまま舞台の脚本になりそうな、しかもエモーショナルなナレーションのせいか朗読劇でも見ているかのようで、著者が舞台俳優であると知って納得。表題作は主人公・球子がエキセントリックすぎて、だけどそれによって主張していることはなるほどではある。併録の「存在よ!」その場にいないことにされてしまう幽霊のような存在と本当の幽霊とのやりとりに、こちらも確かになと共感する。2作ともテーマとしては分かりやすいのにそれを今まで味わったことのない角度から切り込んできて、シリアスで軽妙。不思議な感覚の話だった。2025/04/11
三色かじ香
4
久しぶりに私にとって真新しい物語を読めたので興奮しています。2つの短編の主題である主張は、たしかに最近しばしば叫ばれていて、でもこれらをこのようにフィクションに落とし込むことが出来るのか、と感動しました。フィクションのあるべき姿を感じました。2024/10/05
こゆき
2
Audible。切実な想いが伝わってきて、主人公の女性たちが愛おしくなった。イスさんも可愛かったよ。次作も読んでみたい。2025/05/26
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