マイクロEVの造り方から学ぶ 電動車の本質 EVの教科書

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マイクロEVの造り方から学ぶ 電動車の本質 EVの教科書

  • 著者名:松村修二【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 日経BP(2021/10発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296110476

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内容説明

小型EVを対象に、製作方法の観点からEVに必須の要素技術を解説
元SUBARUの技術者が実際に造った内容をまとめた1冊

カーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)時代に有望視されているEV。中でも、安価で利便性が高い小型EV(マイクロEV)に期待が集まっています。本書は、小型EVを対象に、製作方法の観点からEVに必須の要素技術を解説しました。元自動車メーカー(SUBARU)の技術者が、企画から設計、生産までを実際に手掛けることで開発した、公道走行が可能なマイクロEVについて、その製作過程を紹介しています。EVを造る立場からアプローチすることで、単にEV用電機・電子部品の知識紹介にとどめるのではなく、走る・曲がる・止まるというクルマの基本機能をしっかりと抑えた「EVの本質」を捉えてもらうことを意識した内容に努めました。

具体的には、第1章でEVを取り巻く情勢やマイクロEVの位置付けについて解説。続いて、第2章から第9章までは題材としたマイクロEV(「マギー1」と命名)の製作過程を詳細に述べます。ステアリングやサスペンションなどのクルマとしての基本性能の造り込みや電装関係の記述が主な内容となります。さらに、第10章でマギー1とは若干異なった造り方をした例を紹介。第11章では複数台のEVの造り方を解説しました。そして、第12章ではマイクロEVの応用と展開について述べています。付録には、公道を走る上で順守すべき道路運送車両の保安基準も掲載しました。
マイクロEVの実践的な技術の理解はもちろん、一般(乗用タイプ)のEVの基礎技術についても学べる構成となっています。

目次

第1章 実用化が進むマイクロEV
第2章 基本構想
第3章 レイアウトおよび性能全体構想
第4章 走行性能構想
第5章 主要部分の構想および検討
第6章 電装関係概要
第7章 基本構造図面の作成
第8章 フレーム・足回り・機能部品の製作と組み付け
第9章 FRPボディーの製作
第10章 電動2輪車2台から成るEVの造り方
第11章 複数台のEVの造り方
第12章 マイクロEVの応用と展開
appendix 付録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

20
車を手作りするなんてムリやろ。いやいやそんなことはない。マイクロEVならば作れる!この本のすごいところは理念、法規制、そして実際に作っているところだ!自動車産業で退職した男性たちが作り始めそうですよね。仕事は自動車、家でもプラモ、外でラジコン遊びをする人たちなので。著者はスバル技術研究センター出身。(今は無き)三洋電機出身の方も手伝って完成させる。太陽光発電パネルを置いた車庫で十分な充電ができる。非接触充電も可!すごい。自分の個性に合わせた車を作る時代がくるかも。マイクロEVは原付き四輪。雨に濡れません。2022/02/03

たつ

2
EVの教科書と題名にあるが、内容はマイクロEVの造り方が中心。しかし、電動車の設計手法や考え方も紹介されており、概略をつかむには勉強になる。金型を使わずにボディーを造る過程は苦労が多いながらもよくできるなあと感心した。2022/02/16

keitakenny

2
マイクロEVの設計開発、作製のプロセスを通じて、電動車の基礎知識を解説 あくまでも電動車 この一冊で個人のEVが作れるかも2021/12/25

Go Extreme

2
実用化が進むマイクロEV 基本構想 レイアウトおよび性能全体構想 走行性能構想 主要部分の構想および検討 電装関係概要 基本構造図面の作成 フレーム・足回り・機能部品の製作と組み付け FRPボディーの製作 電動2 輪車2 台から成るEVの造り方 複数台のEVの造り方 マイクロEVの応用と展開2021/11/01

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