内容説明
不老不死の体をもつ魔女ララニカ。彼女は一人、森の奥で暮らしていた。
そんな生活を続け数百年たったある日のこと、ララニカは森で死にかけの少年を拾う。少年には帰る場所がないようで、「ノクス」と名付け、しばらく面倒を見ることに。
そうして始まった二人の生活。ノクスは自分を救ってくれたララニカに恋心を抱くようになるが、不死ゆえに置いていかれる悲しみを知るララニカは気持ちを受け取ろうとはしない。
それでも諦められないノクスは悩んだ末に一つの答えを出す。
それは――「俺がララニカを殺してみせるから、俺と結婚して」というもので……?
驚きつつも方法はないと説得するララニカ。しかし、ノクスは殺す方法を求めて森の外へ出ていってしまう。
数年後、ララニカのもとに帰ってきたノクスは血と死の匂いを纏う暗殺者へとなっていて――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
不老不死の体を持ち、一人、森の奥で暮らしていた魔女ララニカ。そんな生活を数百年続けた彼女が、森で死にかけの少年を拾う純愛ファンタジー。捨てられ帰る場所がない名も持たない少年に「ノクス」と名付け、生きるすべを教えていくララニカ。やがて自分を救ってくれたララニカに恋心を抱くものの、不死ゆえに取り合わない彼女に殺すすべを探し出すから結婚してほしいと告げるノクス。死の匂いを纏う暗殺者になってきた彼は、けれど変わらずどこまでも真っすぐで、彼女の不死を解く果実も見出して、ララニカを幸せにするとても素敵な物語でしたね。2024/07/28
わたー
15
★★☆☆☆題材は好きだし、各要素も好きなはずなのだが、イマイチ刺さらなかったかなと。不老不死のまま死ぬことができずに森の中でひっそりと暮らしていたヒロインと、かつて彼女に2命を救われたことで、彼女に死を与えるために暗殺者になった青年とのラブコメ。主人公視点とヒロイン視点でそれぞれほぼ同じ場面を描写するぐらいだったら、彼らの新しい別のエピソードを書いてほしい。それに尽きる。ヒロインが長い人生に飽いてヒーローを拒絶するのはわかる。その頑なな心を主人公が溶かすのもわかる。でもその間を埋めるエピソードが2024/07/30
ぐっち
8
不老不死の魔女が助けた少年は、「君を殺すから結婚しよう」と暗殺者の青年になり…。という設定から望むお話が展開されてます!ララニカのノクスのお世話具合も、ノクスの執着具合もちょうどよく、楽しかったです。WEBから追加されたというアスとニックも割と好き。2024/08/04
史
3
不老不死の魔女の暗殺者になってしまった少年のロマンス。ほどよく緊張感があり、もしかしたら救われない結末になるのかと思いきやそうでもない。それは優しい気持ちになれる一方で、しかしもう少し不条理さが欲しいなとも思ってしまう(そうそれが例え苦手なシチュエーションだとしても)。まあでも非情の話はふたりとも本編開始前に過ごしてきたので本編はこれくらい優しい世界でもいいのかもしれない。悪くない。2024/09/09
つじ みやび
3
んなぁぁあああああ!!好き!え〜これ完全に魔女集会で会いましょうだ!!読みたかった、魔女集会が今!!出てくるのが!嬉しい!! 不死の魔女とそんな魔女さんと結婚したいから殺したい、と言う男の子のお話から、お互いを大事に思うまでの過程が最高に最高でした。感情のつかないクソデカ感情かと思って読んでいたのですが、愛マシマシのクソデカ感情でした。好き。愛の言葉が素直なところとか、読みやすい文章もとても好き!好きの塊です、ありがとうございます!!!2024/07/27




